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諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」と「負の連鎖」に立ち向かう

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人が奪う理由は、飢餓や喪失感に根差す本能のため。そして奪われた者は、恨みの矛先を奪った者、または他者に向ける。その繰り返しが、恩(pay)ではなく苦(pain)を送る(forwa… もっと読む
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2023年4月の記事一覧

コメを安く作るのは本当に吉?

日本は「より安く」を長らく追求してきた。そのために、まっとうな価格で食品を買う購買力を失い、世界から食料を調達する力を失いつつあるのではないか。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/022700209/022700003/index.html?n_cid=nbpbkp_twed&twclid=2-5ueun647u3eiiqgxboaeg470a

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島田雅彦法政大教授が大炎上

島田雅彦法政大教授が大炎上

◉まず、自分の立場としては島田雅彦法政大学教授が、こういう発言をすること自体は、言論の自由の範疇だと思います。もちろん、自由には責任が伴いますから、それに対する批判はあって当然。受け止めるかスルーするかは、それも島田教授の自由でしょう。また、この発言に対して法政大学に責任や対処を求めるのには、反対です。それでは、呉座勇一氏の職を奪ったオープンレター勢と同じになってしまいます。島田教授に被害者ポジシ

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外資系企業では退職時にパワハラ被害者への口封じがされている? アメリカでは労働関係委員会が違法判断

外資系企業では退職時にパワハラ被害者への口封じがされている? アメリカでは労働関係委員会が違法判断

セールスフォース事件で障害者差別と退職強要で裁判を起こした発達障害のある元社員は「退職合意書に過度な秘密保持義務などが入っており、サインした場合、セラピストに相談することも許されません。裁判を受けることもできません。英文主体のあんな恐ろしい契約にとてもサインすることはできませんでした」と語っていた。「会社側が、どんなにひどいことをされても黙っていろ、と口封じをしている」印象を受けたという。元社員は

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インボイス制度に関する現場の苦悩

電子書籍の取次サービスを運営しています。
公正取引委員会から電話が1本。

インボイス制度導入に向け、先月から弊社取次サービス利用作家 数百名に対して、インボイス適格請求書発行事業者登録番号の取得状況を確認しています。
登録予定のない作家には、「制度開始の10月以降、今までロイヤリティに消費税相当分10%を加算した金額をお支払いしていたものから、消費税相当分10%を加算しない金額をお支払いするとい

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吉野屋の事件について考える

吉野屋の事件について考える

あんたも飲食店でのやらかし動画が次々に事件化されているってのを眺めているかい?

なんか今度は吉野家だってさ。

どうも、SNSでその様子をアップして逮捕ってなったらしい。

確かに紅ショウガを直箸で食べるってのは、微妙なラインかも知らんけれど、やって良いことって認識できるレベルの話じゃない。

しかも、その動機は「オモロイことやってや」というリクエストに答えてのサービス精神ってことなんだよな。

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