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名は体を表す:人と世界の未来を変える「ネーミング」考

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「初めに言(ロゴス)があった」――『創世記』 かつて混沌としていた何かに“名前”を与えた瞬間、世界は定義され、仕分けられ、秩序が生まれた。古代の人類は「言葉や名前に力が宿る」と… もっと読む
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#コピーライター

読まれるタイトルは0.02秒が勝負!戦略的なタイトル作りの"秘伝のコツ"

読まれるタイトルは0.02秒が勝負!戦略的なタイトル作りの"秘伝のコツ"

「記事のタイトルで悩んでいる」

仕事を一緒にする方からも、SNS上でも、よくこうした声を目にします。

私も失敗を繰り返しつつ、なんとか14年間、記事を書いたりWEBや新聞やテレビにのせる広告をつくる仕事をしています。
たくさん書いたものの中から「どのタイトルからの閲読率が高いか」実際クリックされた数字を見て、毎日のように検証もしています。

そこでわかったのは、読まれるタイトルには戦略があると

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【突撃!岸田の文ごはん】阿部広太郎さんは、記憶に残る言葉に執着する

【突撃!岸田の文ごはん】阿部広太郎さんは、記憶に残る言葉に執着する

言葉の勉強をするために、私が大きなしゃもじを持ってプロのもとへ向かう「突撃!岸田の文ごはん」の時間だよ!

今回お会いさせてもらった人は、阿部 広太郎さん。

電通のコピーライターで、「企画でメシを食っていく」というインパクトのある講座の主宰でもある。

※突撃したのは2020年2月10日です。現在、電通ではリモートワークを基本とした業務対応が行われています。

優しそうな人だなと思いながら、プロ

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noteの記事タイトルの付け方について、コピーライターが真面目に考えたら、13の技にたどり着いた。

noteの記事タイトルの付け方について、コピーライターが真面目に考えたら、13の技にたどり着いた。

記事タイトル。
そいつは、今日もどこかで誰かを悩ませている。

一ヶ月かけて綴った渾身の10,000文字も、記事タイトルがイマイチだとあっけなくタイムラインの底なし沼に沈んでしまう。記事タイトルが優れていればスキ数やビュー数が大きく伸びることもある。すべてのnoteは記事タイトルに命運を握られていると言っても過言ではないだろう(敢えて大袈裟に言う)。

noteは、会員登録者者数500万人(202

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提案にネーミングすると注目される

提案にネーミングすると注目される

 キャッチコピーと似ているけれど、やはり違うのがネーミング。
 商品やサービスにおいて、その特長や用途、メリットを端的なフレーズに煮つめたものであり、キャッチコピーのように手軽に変更はできません。
 一般に、商品開発には時間やコストをかけるものの、ネーミングは発売の段階になってから間に合わせで考えることが多いものです。そのため、イマイチな商品ネーミングにはことかきません。

 販売促進のセミナー・

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パクリ?オマージュ?キャッチコピーはどこまでコピーしていいの?

パクリ?オマージュ?キャッチコピーはどこまでコピーしていいの?

こんにちは。
「映画は、本当のことを言う嘘だ。」というキャッチコピーが好きな長谷川です。

あなたは、下のキャッチコピーを見てパクリだと思いますか?

上のコピーは先に出た順に並べてますが、先に考えた人は「私が書いたコピーパクられた!」と思うかもしれません。でも、「新しく」と「◯◯らしく」のダジャレって誰でも思いつきますし、浜崎あゆみさんがもっと前に書いて歌ってます。

あたーらしく♪わーたしらー

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