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友だちのこと

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数は少ないけど心許せる人たちとの心温まったり温まらなかったりのポンコツエピソード
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嫌いなものは好きじゃない

嫌いなものは好きじゃない

みんな仲良くしなくてはいけません。はい、握手してね。

あほうなぜだろう、嫌いな人がいると発言すると人間失格の烙印を押されている気がする。

「うちの会社で出来なかったらおまえなんか何処に行っても通用しやしない。」
そんなブラック上司の言葉が聞こえてきそうになる。

嫌いな人と戦いを避けることはできても、誰とでも仲良くなんてできませんよ。一年生になっても友だち100人無理ゲーっす。

酒のみのくせ

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あなたに興味はありません

あなたに興味はありません

どうしたら『迷惑です』という僕の心の声がこの人に伝わるのだろうか。
初対面から自分の身の上話をする人。
大変だったの!苦労してきたの!私の話を聞いて!
「それはそれは、大変でしたね。」
僕はbarのマスターではない。

一回のご来店でスタンプをいっこ差し上げます。こちらのスタンプカードがいっぱいになりましたら、次のカードをお渡しいたします。カード100枚をお集めになっていただけますと次回ご相談承り

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親友という呪いもしくは解釈

親友という呪いもしくは解釈

「親友いたほうがいいですか?」「親友いますか?」
そういえばあまり使ったことのない単語だなあ。

なにやらむず痒い響きを感じる。「ぼくら親友だよね?」そんなふうに確認される人格者でなくてよかった。
友だちの少なさはダントツなので、むしろ孤独死宣言をしてからは、却って安否確認をしてもらっている。孤独死デフォルトありがたい。いやあ、らしい死に方だったよね。って言ってもらえるのも時間の問題だ。

親友の

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地球は何をのせて廻る

地球は何をのせて廻る

友人のこたろうと回転すし屋に入店する。
やや混みあってはいたものの、時間をあけずカウンター席に案内された。
タッチパネルから注文し、上流からオーダー品が流れてくるという旧来型のシステムだ。
こたろうは慣れた手つきでパネルを操作し、三皿ほどの寿司をオーダーする。あとはパネルからの音声ガイダンスを確認し、席色の「若草」と書かれた皿を受け取るだけだ。
今抱えてる仕事の案件とか休み中のスケジュールとか、た

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若者は大人よりも前を歩いているんだと誰かが言った

若者は大人よりも前を歩いているんだと誰かが言った

「昼飯どうする?」
「隣の昼定食。え?お前もくんの。やだよ。お前と飯食うと午後の仕事が辛くなる。」
「そういうこと言うなー。奢ってとか言わないからさ。」
「言ってみろ。一生毛が生えない呪いをかけてやる。」

ウエノ君は悪い奴じゃないし、一緒に遊んでても楽しい。僕の悪態にも抗体をもっているようで、どんな残虐な言葉をぶつけても起き上がってくる変態だ。

会社の隣には割と小綺麗なスナックがあって、昼は安

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旅行土産という呪縛

旅行土産という呪縛

「だったらベタなマルセイバターサンドとか買ってくればいいのにさ。手近な物とウケ狙いで選ぶから失敗すんだよ。」
旅行土産の話。どうせ何処に行ってもそれは「物」でしかないんだから、気持ちがちょこっと形になったらいいだけのことなんだけども。できることなら悪い印象は残らないほうがいい。マナーとか相手への気遣いとかに疲れてしまう最近の僕は、黙って旅行に出かけて土産なんか買わずに帰ってくることにしている。

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ゼロイチとココイチ

ゼロイチとココイチ

ゼロイチは片時もスマホを手放さない。今もライブ帰りに寄ったコーヒーショップで、会場の画像と情報をインスタに上げている。顔をこちらに向けることは少ない。ゼロイチの問いと答えはいつもネットの中にある。何を質問しても、まずは検索する。そうやって最も的確な答えを導き出そうとする。良識を持っているし誠実なヤツだ。そしてゼロイチはミスや失敗を極端に嫌う。

僕はこの世界にひとつしかいないオリジナルが見たいと思

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ステラおばさんのゆううつ

ステラおばさんのゆううつ

マサミさんという、こたろうの友人がいる。友人といってもSNSで知り合ったという60歳近い謎のおじさんだ。マサミさんはよく物をくれる優しい人らしい。限定フィギュアとか絶版のプラモデルとか。オタクというのはなんとも平和なコミニティだ。ちなみに僕の母親の座右の銘は「物をくれる人は絶対良い人」

こたろうは、そんなマサミさんから自宅に招かれたというのだ。奥さんが料理好きな方で、ぜひホームパーティーを開催し

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三月うさぎの~緊急事態に酒愛を⑮

三月うさぎの~緊急事態に酒愛を⑮

誕生日の祝い方ってものがモヤモヤ。実際、誕生祝メッセージをいただくことは嬉しいし、まあ365日のうち1日しかないので、一年中で一番愛着がある一日なのだということは認める。だが「ホントはどーでもいいんだけど、一応のマナーだし、みんなそうしてるし」みたいな定型文が見え隠れしていて、見えちゃって素直になれない自分も嫌で、FBとかでも公開を止めた。じゃあメッセージが無いから悲しいかというと、さほどでもない

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不要不急の楽しい家のみ~緊急事態に酒愛を⑪

不要不急の楽しい家のみ~緊急事態に酒愛を⑪

※お食事中の方はお控えください。
日本の法律では確か飲酒は20歳になってからのはずだ。
なんで未成年がお酒を飲んだらいけないかというと、成長期にお酒を飲むとバカになっちゃうからだ。医学的な根拠もあるからね。オジサンたちのようにダメな大人になりたくなかったら法律はきちんと守らなくてはいけない若者たちよ。

娯楽のない時代に生まれた僕らは、未成年のくせにイキることといえば、無作法に酒を飲むことくらいだ

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真の友を見極められる場所でもある。~緊急事態に酒愛を④

真の友を見極められる場所でもある。~緊急事態に酒愛を④

飲み会クラッシャーは存在する。
上司のいない飲み会は超絶楽しいが、ストッパーが無い分ジャイアンリサイタルになるリスクも覚悟しなくてはならない。

脱ぐ奴:意外と一線は越えないので許される人物もいる。ウケないとわかると退散は早いので、放置で良い場合が多い。
泣く人:ストレスためやすいタイプの人もいるが、単にかまってちゃんだったりもする。泣いてる振りして会費を払わず逃げ切ろうとするちゃっかり者もいるの

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