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北辰・県立入試勝利への道 第1話 「気温が低いところは〇〇が高い」【無料塾開催日記・5/9久喜教室】

久喜つばめ学習会とは…?

私たちは埼玉県久喜市、白岡市で子どもたちに無料で学習支援を行う無料塾「久喜つばめ学習会」を行っています。

2019年9月に開設し、現在は3教室約25名の生徒さんに利用いただいております。

無料塾については「久喜つばめ学習会」ホームページをご覧ください!

北辰・県立入試勝利への道 第1話 「気温が低いところは〇〇が高い」

最近何度か書いていますが無料塾久喜教室は生徒さん、講師共に増えており、すごい盛り上がりです。昨日も小学生〜高校生が国語、算数(数学)、理科、社会、英語それぞれ学習を進めていました。

こちらも何度か書いていますが、今年は中学3年生の生徒さんが多く、北辰テスト、私立、県立高校入試に向けてどのようにサポートしていくかが目の前の課題です。

一応私は大学1年生の頃からおよそ6年間塾講師をしていました。そのときに埼玉県など高校入試の出題形式の分析をしました。特に専門の社会科については県立入試は10年分以上、北辰テストも数年分の問題傾向が頭に入っているつもりです。

今回、北辰テストの社会の過去問を生徒さんがしていたので、私も熱が入り実践的な解説を行いました。

そこで今回、そして第何話まで続くかわかりませんが、「北辰・県立入試勝利への道」と題して社会はじめ各教科の学習のポイントをお話しできたらと思います。

埼玉県(北辰テストも同様)の社会はまず「世界地理」からはじまります。そしてほぼ間違いなく「大陸と海洋」が聞かれます。そのほかには「雨温図を使った気候に関する問題」もよく出題されます。雨温図を見てどこの都市かを選択する問題です。

私のこれまでの感触では、このパターンの問題(世界地理、日本地理共に-勉強が進むとやや世界地理の方が正答率が上がるか…)は受験生を悩ませます。ただし、見るポイントをつかめれば正解まで持っていきやすいので、勉強が進めば一気に安定してくるところです。

さて今回は、雨温図、気候の問題のポイントについて一部をご紹介します!

  • 7、8月に気温が下がっていれば南半球の都市

これは中学の授業でも強調して話されていると思うのですが、1年生の最初にやったところなので忘れてしまっている生徒さんもいるかと思います。北半球と南半球では季節が逆になります。ということで7月、8月(日本の夏)のときに気温が下がっていれば南半球になります。もし選択肢に南半球の都市が1つしかなければ気温のところを見れば1発で決定できます。

  • 気温が”低い”ところは標高が”高い”か緯度が”高い

これは語感がいいなと思って気に入っている解説です。”低い”と”高い”と言う対義語で示しせるので…。

“緯度が高い”ということのイメージがしにくいかもしれません…。緯度が高いというのは赤道から離れているところ(高緯度地域とも言います)です。”標高が高い”というのはイメージしやすいでしょうか?山の上では夏でも涼しいです。

「標高が高いところは同緯度のところと比べ気温が低い」というのを活用した問題がよく出題されます。具体的には、雨が少なく、気温が高すぎず、低すぎないところが一定しているところの雨温図をみて南米の都市であると当てる問題などがでます。

  • オーストラリア大陸は乾燥帯の割合が高い

オーストラリア大陸の中央部は広く乾燥帯です。海沿いに温帯、北東部の海沿いは熱帯が中心です。

さて、いかがでしたでしょうか?今後も紹介できればと思います。受験生、中学生の方に届いてほしいのはありますが、同じく無料塾で子どもたちの支援をされている方の参考になればなぁとも思っています。

今回も読んでいただきありがとうございました!来週の無料塾開催日記もお楽しみに!

ここからは久喜つばめ学習会からのお知らせです↓

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書いている人

元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士

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