高級品に能書きは(たぶん)要らない

高くても売れる野菜を作りたい!そうお話すると「じゃあ機能性とかも重要ですよね」みたいなことを言われることが割とある。けど、それ違うんだよ!たぶん。

高い値段をつけようと思ったら、それに見合った品質であることは大前提だと思う。品質が伴わないものにただ何かかっこいい名前やマークをつけて高く売る、というのはやりたくない。でもじゃあ値段に見合った品質って何だろう?

機能性も品質の一つなのは間違いないし、それが要らないとは思わない。でも、たくさんのお金を払ってくださる方が一番に求めてるのは何かって考えたら、そこじゃないんじゃないかって。

高級品というかブランド品で、しかも日常消費するものとなると一番進んでいる業界は化粧品だろう。そして、化粧品売り場の作り方を見ていると、明らかに安いものの方が機能性をアピールしてる。それが、値段帯が上がるほどイメージ重視になる。まー対面販売率が上がる、というのもあるんだろうけど、それでも傾向は割とはっきりあるんじゃないか。

他の例だと白いシャツなんかもそう。形状記憶とか洗いやすいとか、安いやつほど機能性の表示が多い。高いのにそういったアピールをしているものってあるのかな。

ちょっと一緒にはしにくいけど、食べ物だって霜降りの黒毛和牛より赤身のオージービーフの方が体にはいいだろう。でも、健康志向を訴えたところで価格差がひっくり返るとは考えられない。

だから、野菜を高く売る=機能性を付加するべき、というのは違うと思ってる。というか健康のこと考えたら、特に体質の問題があったりしない限りは、普通のでいいから野菜たくさん食べるのが一番いいと思うんだよ。

だから、とにかく食べて気持ちが上がるもの、理性じゃなくて感情に訴えられるものを作りたい。


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古荘貴司

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