JTCでの働き方へのモヤモヤ

3人の子育て&仕事の日々もあっという間に2年目へ突入しています。

今回の復職で大きく異なるのが、夫が管理職になり、裁量労働且つ仕事量が自分で調整しやすい環境で、年収はキープしつつ、家庭に割ける時間が増えたこと。

家庭内のメインがようやく2人体制になったことで、私の生活の満足度の向上も実感していた1年でした。

最近の夫婦の会話

そんな夫が最近、自分は今はコントロールしやすい立場だからいいけれど、周囲の若手社員を見て、会社の構造と働き方の問題を感じると言い始めました。

特に同じ育児中でも、男性社員は制約を抱える母数が少ないからか、上位役職者(男性ばかり)側の見る目が"対女性"より厳しいように感じているとのこと


「時間も場所も自由になる人がマジョリティな環境では、制約がある人は(スーパー仕事ができる人材)を除いて評価や成果で不利な傾向がある」

「年功序列の給与体系で若手の時は残業しないと生活が成り立たない側面があり、時間単位の働き方では家庭とのバランスで難しさがある」

「量をこなす、ハードな案件で成長する側面もあるので、仕事のアサインも悩ましい」

第1&2子の時は、お客様都合で全く戦力にならない夫を傍目に、メインで長年ケア労働を担っていた私からすると…

「そんなことは10年も前から感じてるわ!何を今さら…」

「今ごろ新たな気づきのように言い出すなんて、私がそのモヤモヤを感じてたことをいかにスルーしてたか…」

っとまずは積年の怒りの再燃を感じるのですが、当事者でない人の感覚ってこんなものなんだな〜としみじみ思っています。

課題にどう向き合う?

じゃあこの折角感じた課題感をどうすればよいかを夫婦で話した結果、

「時間と場所に縛られない働き方の選択」
「成果重視の裁量労働」

働きやすさだけでなく、対価と働きがいも両立するにはこれらしかないか…と行きつきました。

制約がある方だけでなく、これらが至極当たり前の環境になることで、自由度が生まれ、いまの状況の改善につながるのでは〜と話していました。

そう考えてはみたものの、ザ・JTC勤務の1会社員目線でぶち当たる壁がざっと思いあたるだけでも以下多数。。

・会社の働き方改革は「多様な価値観を認めることに重き」を置いているけれど、給与体系や労働ルールの大幅な改正にはメスを入れる様子はなさそう

・経営層は専業主婦の奥様を持つ画一的な顔ぶれで、マイノリティの働き方への関心はさほど高くない模様(転勤ありきのローテは今後も継続する方針etc)

・非管理職では生活残業、年功序列を既得権的に考える方も多く、理解が得づらい。成果を上げなくても守られる強い労働者。

・労働組合は裁量労働に反対姿勢

・大きすぎる組織では声を上げる場もない…管理職でも権限、裁量は小さい。

まずは目の前、自分のできる周囲から、
「余剰を持たせた人員配置(でも理解は得にくい)」
「制約がある方が、なるべく不利にならない仕事の割り振りや評価」
ぐらいしかできない…

転職などで個人的に自らの環境を変えることはできるけど、いまの会社で今後も制約がありながら働く方は同じ壁にずっとぶち当たる。
特に若手が割りを食ってしまう構造…

後輩や子どもの世代に引き継がないために、微力な当事者が何ができるのだろう…と思う最近です。

会社や制度に批判的すぎるかな、、とかさまざま気になりつつも、「まずできること」としてちょっと課題感を発信してみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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