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【Books】僕は僕のままで/ Tan France

Hello♡調子はどうですか?

今日はずっと書いてみたかった読書感想記事です。

「僕は僕のままで」
(原題: Naturally Tan : A Memoir )

大好きなNetflixシリーズ: Queer Eye

本の紹介をする前に...
最近Netflixシリーズのクィアアイを見返しています。
個人的には本当に大好きなアメリカのリアリティ番組。
元気がない時や何かに迷っている時にもおすすめで、5人のキャスト、ファブ5や毎回のヒーローから沢山のパワーをもらえます。
あらゆるセンスやお料理、考え方などいろんなことを学べるのも楽しい。
ハマる人はハマっちゃう。

番組やキャストついて書いてあるページも載せておきます♡


改めて彼らの素晴らしさを感じたので
2019年に発売された、ファッション担当のタンの本を見つけて購入しました。

元々英語で書かれた彼の自叙伝の日本語版。

この本を買う前にレビューを見てみると
「翻訳が良かった!」とのレビューが何件もありました。
内容についてのレビューが多い中、なんだか新鮮に感じました。

でも読んだ後は本当に私も同じ気持ちで
タンの書いた内容はもちろん、日本語の翻訳が素晴らしかったんです。

翻訳についてちょっと考えてみた

画面で見るタンは英語で話しているので、私はいつも日本語字幕をつけているのですが
本書でもそのままの上品でキュートなタンの雰囲気が文に現れていて...
まるでタンが日本語で話している声が聞こえるような文面に終始感動。

彼の声と話し方が好きな人は私だけでないはず。言葉選びもスマートで魅力的なんですよね。

そして、それを表現して伝えている翻訳の影響ってとても大きいんだなあと今回気づいたんです。

きっと私たちは気づかないうちに日本語の細かいニュアンスを人物に合わせて翻訳しているんですね。
例えば英語だといつも「 I 」だけど、
日本語だと「私」「僕」「俺」「わし」「アタシ」...
どれにするかでも印象が大きく変わってしまう!(日本語とは、なんて言語なんや!笑)

そして私たち日本人はその人の話し方や雰囲気で頭の中で自然と話し方や言い回しを変換しているんだろうなあと思うと面白いですよね。

翻訳者って表に出るイメージはあまりないけど、偉大すぎる。
この業界の方と会ってお話を聞いてみたいなあ。


彼のように自然体でありたい


本の内容は彼の幼少期〜クィアアイ出演前のこと、番組出演のことなど盛りだくさん、296ページ!
人種のことや今までのファッションビジネスについても沢山書かれていて凄く興味深かった。
番組出演についてやファブ5結成時の話とかも書かれていてファンにはたまらない。
ちょっと毒舌に、沢山の出来事や感情を正直に話してくれていて一気に読んでしまった。
世界中に「僕はこんな人なんだ!」って話すのって簡単ではないと思うんだよね。その背景には、ここに書き切れないような沢山のことがあるだろうけど、どんな時も自然体な人ってやっぱり魅力的だなあ。

そして私が何より好きだったのはタンが夫への愛を何回も、たっぷり伝えていたこと。
彼らのお互いを思う気持ちや関係が本当に愛で溢れていて涙が出ました。

夫も少し前からクィアアイにハマってくれたので過去エピソードを見て2人で笑って泣いています。

総じてタンがますます好きになったし、ジョナサン、アントニ、カラモ、ボビーみんな大好き。
(次シーズン以降のボビーの後継者は誰なんでしょうか...。)

ちなみにボビーのインテリア本も欲しいんだけど
日本のAmazonだと高いので、様子を見ています。(笑)電子版で安く買えるけど、ぜひこのような本は写真も綺麗だろうし、ハードブックの重みを感じながら読みたい。

この気持ち分かりますか。

ではでは...今日も読んでいただきありがとうございます。
フォロー、スキしてもらえたらとても嬉しいです!

See you next time♡

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