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永続的に続く対話を文章化してみた(更新不定期)

𠮷水「附属中学校の良いところは研究会の情報が(そこまで高くアンテナを張っていなくても)たくさん入ってくることがひとつ挙げられますが,林先生はこの夏どれくらい参加されましたか」

林「えーとね、今年はオンライン公開が多いので結構参加させてもらいましたよ。鳴門教育大附属中、北海道教育大附属釧路小中、名古屋大附属中、東京学芸大附属世田谷中、あとは日数教研究大会ですね。こんな感じかな。よしもず先生、どうですか」

𠮷水「おい,よしもずって何やねん。笑 僕は中学校の研究会ではなく,学会を中心に参加しました。全国英語教育学会(支部例会含む),英語授業研究学会(支部例会含む)などですね。新たな出会いも生まれ,そこから現在の活動に繋がっています。あとは,自分の実践発表などがありました。大学生に話をしたり,市内の先生に話をしたり。そういえば英検の「英語情報Web」に記事が出ます。どれも学びが多く,楽しかったです」

𠮷水「あれ? もしもし,林先生?」
#もしもしって何

林「研究会や学会に参加させてもらうと、色んな学びがあるので楽しいですよね。5年前に附属中に来たばかりのときに研究会で発表したものは、そのときはバッサリいかれましたね。ほんとにバッサリ。でもそのときの繋がりが今でも続いているので、それは嬉しい繋がりですね。このあいだも向こうの研究会の紀要を公開前に送ってくれていました。そういうのは大事にしたいなぁ、と思いますね。ところで、英検の記事ってどんな感じなの?」

よしもず「研究会や学会の醍醐味は間違いなく人との繋がりですね。指導法や理論なども面白いですが,出逢いはプライスレスです。コロナちゃんのせいで人と人との繋がりが分断されてしまったので,こういう機会にはこれからも積極的に参加したいです」
#だから
#よしもずって何やねん

𠮷水「英検の記事というのは,英語教育に関わる教員に役立つ情報を発信しているメディアです。僕の記事は普段している授業について書いただけですが,少しでも誰かの(何かの)役に立てればと思います。あ,写真(記事用),ありがとうです笑」

林「コロナさんのせいで、そのあたりの情報発信が以前とはだいぶ変わりましたね。情報発信量が増えている印象です。でも、そういう普段の授業についての情報の方が、僕は貴重だと思いますよ。コロナだからこんなことしてます!って情報はあんまり価値がない。流行りみたいなもんだと思うので。ところで、12月10日の情報化セミナーの発表、一緒にやろよ。何をテーマにする?」

𠮷水「ただ,コロナちゃんが大人しくなったから元通りとはしたくないですね。この機会に ICT活用は一気に進みましたし,GIGAスクール構想は加速しました。活用できているかどうかは別の話ですが。笑 情報化セミナー,いいですね。例えば,同期型・非同期型についてはいかがでしょうか。生徒が1人1台 iPad を持っているからこそできることが生まれたので,以前からあるものを再利用している話よりは面白いかと」

林「同期・非同期おもろいですね。僕なんかは、時間を共有するメリットのある活用と、時間を共有しないことでメリットのある活用をそれぞれご紹介できるとおもしろいと思いますね。評価とか非同期の取り組みで、僕は今年度ガラッと変わりましたよ。うふ」

𠮷水「うふって何? 一応,この記事を読んでくれる方々に簡単に説明させていただくと,電話や Zoom は同期型,メールや LINE,DM は非同期型となります。何となくふわっとでも掴んでいただけると幸いです。もっとシンプルに考えると,同じことをしていれば同期型,異なることをしていれば非同期型,でいいのかな(わけわからんくなってきた笑)」

林「」

𠮷水「突如無言を決め込みましたね。笑 そういえば,研究について名だたる先生方にアドバイスをいただきつつ考えたのですが,やはりスタートの仕方が大切ですね。全員がひとつの入り口から入るという研究は形にはなりますが,面白さに欠けるというのが僕の結論です。入り口も違い,出口も違う。どちらが面白いかは火を見るよりも明らかです」

林「いそがしいねん! でも、入口も出口も個人で違うことには大賛成です。研究ってまずは個人で始めて個人で進めるものでしょって思う。で、一緒にやろうよって子たちが出てきたら、よしやれやれって後押ししてあげればよいと思う。SD◯sありきで始めるからつまらない。電車好きは電車を徹底的に研究すればいい。徹底的にやったものをそれがどんな役に立つのか価値付けてあげればいい。そうすれば、きっとS◯Gsのどれかにはあてはまる。◯DGsなんて所詮先進国の都合のいいようにできてるから、きっとどれかにはあてはまる」

𠮷水「攻める(責める)ねえ。笑 SDGs はフレームワークだという話を聞いて,同意しかありませんでした。価値付けのときに社会との関わりが生まれるので,生徒は社会とどんどん繋がっていくべきですね。その繋がりをこちらでも生んであげることが仕事のひとつだと感じています」

𠮷水「これ,どのタイミングでリリースします?笑」
#10000字目指すかー

林「2000字は越えたよねー。原稿用紙で言ったら5枚を超えたってことですもんね。多っ!」

林「そろそろリリースしても良いかも、とか思ってきました。」

𠮷水「おけ。とりあえず,ここまでをリリースします」

ーーー リリース完了 ーーー

𠮷水「新型MacBook Pro が欲しい。欲しすぎる。しかし,高い。高すぎる。手に入れる方法をいくつか考えてみたんだけど,①普通に自腹で購入する ②研究助成金を取ってきて購入する ③コネを使う があって,現実的なのは……③かな」
#何でだよw
#普通は ①だろw

林「オンライン公開授業をするなら、ハイスペックなノートパソコンは絶対いるよ~。支給されたノートパソコンはメモリも8GBですし。ちょっと物足りない。SSD1TBに、メモリ16GB(できればもうちょい32)ください。MacBookProは欲しいスペックだと30万超えるでしょ。高い。高すぎ。でも欲しい。②だとオンライン授業およびオンライン公開の学術的研究とかで助成付かないですかね。もしくは、STEPかなんかで企業と繋いでいくことを明確に想定するなら、企業側からもらえませんかね。③は②と同じ理由で大学からお金をもらうっていうコネ」

𠮷水「8GBは化石ですね。とりあえず,自腹以外でいきましょう。あと,明日ひとつの実験をします。面白くなりそうです。どうせ上手くいくので,すでに笑いを堪えられない状態ですが。笑 コロナで進んだ時代をどのように教育と結びつけていくのかという課題はとても面白いです。未だにオンライン授業やそこいらで停滞しているところとは一気に差をつけましょう」

林「どう? 面白くなりそう? うまくいった? その実験ってさぁ、主学態の評価の『学びの良さを実感し、活かそうする』部分を見とれへん?」

𠮷水「僕の主体性は爆上がりです。笑 テストなんですけど,タブレット上で受けるとテストという感じがしない(良いのか悪いのかは一旦置いておく)ので,サクッと受けてくれました。問題点としてはタイピングが苦手という生徒が数人出てきましたが,慣れろ(慣れよう)と伝えました。良かったのは即座にこちらからフィードバックできるので,一番熱々のときに振り返ることができる点ですかね。テスト終了後にあちこちで「よっしゃ!」「あー,そうだったー」などの声が上がっていたので,気づきにはなりますね。次回はフィードバックにコメントをつけるのと,作文問題を出してみようと考えています。何にせよ,採点をしなくて良くなったのは大きいです。その分,結果分析ができます」

林「自動採点は可能性がいろいろあると思うよ。選択肢にどんな誤答を入れるかとか、それをもとに結果分析ができたりとか。作文問題はさすがに全自動じゃないでしょ?」

𠮷水「作文問題は全員が同じ(ような)解答になる問題は自動採点が可能です。さすがに自由記述の問題は無理ですが。笑 というか,僕が自分で見たい。自由記述が採点していて最も楽しいですからね」

𠮷水「あ,そうそう。記事が出たのでよろしくです!」

𠮷水「みんな,記事は読んでくれたかな?笑」

𠮷水「さてさて。そろそろ更新を再開しようじゃないか。本日は「教育の情報化セミナー」という場で発表をしてきました。しかも,たまたま林大先生と。笑」
#仲良しかよ

𠮷水「話をするのが大好きなので,どれだけでも話すことができたのですが,時間制限があった+質疑応答の時間を多めに取りたかったので,今回はセーブして話しました。ちなみに,今後の予定として来年の3月,6月,8月に学会で話す機会をいただいているので,そちらではバッキバキに仕上げた発表をするつもりでいます」

林「3月,6月,8月ですね。何の発表予定か教えてね。僕はですね、4月から『数学教育』という定期本に『知識・技能』をテーマに書くことになりそうです。三重県の先生で1年間リレー連載していこうと思います。さ,勉強勉強☆」

𠮷水「お,やっと更新された。笑 3月は自由(という名の授業実践中心に),6月は語彙指導について,8月は生徒同士の対話について(+もうひとつあるかも!)です。書籍に連載はいいですね。めちゃ楽しそう。また読ませてください♡」

林「学会発表はまず3月の授業実践ですね☆ 3学期も居残りできないかもしれないので,場所をどこか確保しましょう。……来年,Google認定教育者とろうかな」

𠮷水「おい。笑 どうせなら Microsoft も取りましょう。自己研鑽をする場所……。とりあえず,研究室等は使って良いとのことなので,これまで通りにやりつつ,ときどきカフェで仕事するというのはいかがですか」
#いや
#これ
#直接話せよ

林「それいいね。勉強もおんなじところでやるよりも,環境を変えながらやった方がクリエイティブにできるはず。仕事(自己健さん)も一緒だ。職員室は微妙そうなので,研究室,ときどきカフェですね。Microsoft も取っちゃおう☆」

𠮷水「自己健さんってどちら様。爆笑 みんなにおすすめのカフェを聞いて,ひとつずつ行ってみよう。ポイントはコンセント差込口があること。Wi-Fiがあれば最高。そういう意味では,3rd cafe は完璧。前回はカフェラテしか飲んでいないので,次回は料理も食べたいなー」

林「3rd cafe は,コンセントもWi-Fiもあるのか!? なんて素敵な環境☆ あ~,18時からがよりクリエイティブな時間になるのならこの措置も悪くないなぁ。18時以降に学年仕事がなくなるようにしたらいいんだ!!」

𠮷水「仕事をするのに電源供給や Wi-Fi が必要だと考えると,やはり学校で仕事ができる時間は必要だなとも感じる。何が何でも毎日17時に帰れはめちゃくちゃだよね。笑 残業に関しては単純に能力が低い場合と,外的要因によるものがあるから,一概にダメとは言えないしね。とりあえず,近々カフェに乗り込もう。そして,僕の MacBook Pro よ,早く来い。笑」

林「MacBook は ComingSoon ですね。冬休みはどう過ごしましたか。僕は,毎日お酒を1πずつのんでました。男梅サワー→檸檬堂レモンサワー→伊勢角屋地ビール。このローテーションでしたね。ありですね。さ,仕事仕事。」

𠮷水「マジで早く来い。笑 年末年始はワインを嗜んでました。(ジンジャエールやコーラと割ってw)あとは,読書かな。英語関連のものだけでなく,漫画とかも。てかてか。やっと生徒が来ましたね。やっと学校らしくなってきた。僕がしたい仕事はこれです。大人だけの学校はクソつまらんw」
#1 πは
#華麗に
#スルー

〜時の経過〜

𠮷水「いつの間にか,MacBook Pro は僕のものに。笑 新学期が本格的に始まり,授業を楽しむ日々が再び始まりましたね。あと,松村先生にお会いできて幸先の良いスタートです。意識だけでも高くいきます。いぇい」

林「松村先生と会う機会を設定できたので,僕の計画のひとつは達成しました。お二人とも意識が御高いので,カレーとナンとラッシーの食べ過ぎの僕のお腹も癒されました。出したら治った」

𠮷水「『計画通り』というやつですね。笑 良い出逢いをありがとうございました! カレーは最高の食べ物ですよね。先日も無印のカレーをまとめ買いしちゃいました。学校の働き方にメスを入れている(入れられている)ところですが,どうお考えですか。僕は,個人的には,ICT化に大賛成です。紙の書類が嫌いですし(何も見ず,すぐにシュレッダー笑),健康観察なども全て ICT で行えば一瞬で終わるので。弊害?が出てくるのも分かりますけど,やってから考える派です」

林「僕も基本的に賛成ですよ。配布された紙の書類はシュレッダーしまくるので。ただし,ICT の本質的な意味を誤解されている取り組みには,疑問を持ちます。

I = Infomation(情報ですね,案内って意味もあるよ)

C = Communication(伝達ですね,人間だったら意思疎通まで含めるかも)

T = Technology(科学技術ですね,古代ギリシア語が語源ですがそこでは知識も含みます)

デジタルとかコンピュータとかほぼ関係なくて,要は情報を伝達する技術として,便利・有効・妥当・正確という視点で比べたらよいと思っています。それらの視点でみたときに,『それ,iPadじゃなくていいじゃん』というものは,無理に使わなくていいかなと。数学では余計めんどくさくなっちゃうものもあるので。ただし,日常生活では,そんなものほとんどありませんね」

𠮷水「That's right. 結局,iPad に使われてる人たちが振り回されて,iPad のせいにしているだけで,確実に業務のスリム化は可能です。面倒事を解消するために科学技術が発達してきたように,業務に対する ICT活用によって僕たちには時間が生まれます。ここで生まれた時間をどう使うかが問われますね」

林「それですね。面倒なことを『解消する』が大切で,面倒なことを『やらない』ではないんですよ。『やらない』ではただ生産性をゼロにしちゃうだけですね。生産性を維持しつつ,スリム化していきたいな~。ここで書くべきか迷うんだけど,入試についてもおんなじだと思うんですよ。僕には『やりたくないから外部委託』に聞こえるんですよ。じゃなくて,やったことによる僕たちへの生産性を維持しつつ,どうスリム化していくか,だと思うんだけどな~。もっとぶっちゃけましょうか。僕は自分のために入試業務をしたいんだけど,『やりたくない』って人とは一緒に入試業務したくないんですよw」

𠮷水「『やりたくないから』に聞こえるから若干反対なんですね。僕としては,三本柱と言われてる『研究』『教育実習』『入試』の中で,入試だけが軽い(もちろん,受検生にとっては重たいけど)印象を持ってます。それこそ面倒かもしれないけど,つまりは面倒なだけ。難しいことではないという考えです。それよりも,それらの経験が本当に授業に活かされてるのかどうかを検証すべきでしょう。色々してるけど,特に結果が出てるわけではないので,まずは『附属中といえばこれ!』という武器(授業)を作り上げることが大切だと感じますね。知らんけどw」

林「意見が多分違っちゃうけど,どっちかっていうと僕は入試維持派です。入試→教科研究→授業づくり→入試→…のサイクルを削ってしまうと,今の附属中では授業もさらにダメになっちゃいそうで,心配なのです。僕が見る限り,入試では外部に出しても恥ずかしくないことをやっています。要はそれを外部に上手に発信できていないのです。また,授業にうまく繋ぐことができていないのです。やっていることはとても良いことなので,すごくもったいないと感じます。直接入試のことを発信するのは難しいかもしれないけど,思考・判断・表現の問題作成なんかは各教科で研究できるのではないでしょうか。そこは授業と深くかかわります。あえてズバッと書いちゃうと,『授業で結果が出ていない』のは入試とは別の大きな原因があるように思います。。。𠮷水さんがこの間から note や Twitter で書いてることだと思ってます。『附属中といえばこれ』っていう武器(授業)をつくることは僕も大賛成です」

𠮷水「もちろん,入試→教科研究→授業というサイクルが上手く回れば面白くなるとは思います。授業で結果が出ないのは,間違いなく教員側の問題であり,やはり『教える』から脱却できないのがひとつの要因でしょうね。生徒の主体性や資質・能力を育むのであれば,生徒に任せることが必要ですが,ほとんどをコントロールしてないと不安になってしまうその自信のなさを何とかしたい。かっこいい必殺技を作りましょうか!笑 あ,そうそう,僕のツイッターはこちらから↓」

林「くぅ。Twitterを宣伝することになってしまった。。。僕も今読んでる本を紹介しておこ。

授業をコントロールしたいと思っちゃうんだよね~。今日の STEP を見てても、コントロールしない方が生徒は主体的なんだけどな」

𠮷水「生徒は分からないことも自分で何とかしますよね。iPad もありますし,できるはずなんですよ。それでは,なぜ普段から主体的にできていないのかと言うと,理由はひとつです。大人が与えすぎている。これに尽きます。僕は先週末から授業の準備の一部分を生徒に任せる(お願いする)ことにしました。クラスメイトや他クラスの同級生のことを考えて,教材を準備してくれました。これこそ,思考・判断・表現です」

林「日本ってさ,外国と経済にしろスポーツにしろ戦争にしろ戦うのなら,フィジカルや資金力,物資力では敵わないと思うんですよ。(戦争はダメですね)じゃあ,何で戦うかっていうと,認知力であったり創造力であったり思考のスピードであったりだと思うんですよね。そこだったら日本はある分野で世界一になれると思うんです。でも,今のような『大人が与えすぎ』ていたり『コントロール』したり『ルールで縛ったり』してたら,勝てるものも勝てなくなります。よくバドミントンの練習会に行くと,コートは空いているのに練習しようとしない子たちがいます。コート空いているから使っていいよって言っても顔を見合わせてばかり。よく話を聞いていくと,〇時から練習だからそれより前に使ったら怒られると思ったとのこと。これじゃあ育ちません」

𠮷水「シンプルにアホですね。笑 日本人は教育の奴隷であり,お金の奴隷なので,思考することをしない。(そもそも,思考する機会すらも奪ってしまう学校教育がダメ)だから僕たち(𠮷水と林ね)の中では,(何と言えばいいか分からんけどw)変わった生徒が面白いと感じるのでしょうね。彼ら・彼女らは自分で考えて行動している。教員の言うことをするのはロボットでもできますし,これでは戦争時代の軍隊教育から何も変わっていない。未だに授業中に横を向いたり,勝手に話し出すと叱られます。他にも,例えば体育の時間に笛で並べたり,体育座りをさせたりするのも,全て軍隊教育ですね。よくよく考えれば,この教育を受けてきた人たちが教員になるので,いつまでも狂ったままなのは仕方がないのかもしれませんね。笑 とりあえず,負の連鎖を断ち切ることが僕たちの世代の仕事かと」
#最近
#ハッシュタグを
#使ってない

林「負の連鎖を断ち切りましょう。もしくはズッタズタにしましょう。いらない,そんなもの。日本人は良くも悪くも勤勉です。そして糞がつくほどの真面目です。だからこそ軍隊教育が成り立っているのですが,これではもう世界では通用しません。でも,これはすさまじいほどの強みになります。勤勉かつ真面目であるがゆえに,時間・空間・変化・スピード・状況など不確定な要素を瞬時に判断察知する認知力はずば抜けて高くなる素質を持っています。これを強みにした方がいい。脳内作業スピードを高める訓練をしたら,世界に十分通用すると思います。でも,脳内スピードを高めるには,自ら考えて行動する土壌が必要です。その土壌があまりにも無さすぎる。僕たちの世代でも,そのことを分かってる人は少ないよ」

𠮷水「自分が受けてきた教育を再現してしまう病に冒されていますからね。シンプルに自分が面白いと思っていなかった授業を,なぜ自分がしたときだけ生徒に受け入れてもらえると信じ込んでいるのか謎すぎます。……おっと,ちょっち言葉が乱暴になってきているので,少し話を変えましょう。今週学年末テストがありましたが,(結果はさすがにここには書けないけど)4月当初に目指していた成長が見られた部分が多々あり,喜ばしい限りです。生徒の成長を目の前で見ることができるのは教員の醍醐味ですね。こういうのは『残業がうんたらかんたら』とか『勤務時間がうんたらかんたら』と言っている人たちには分からない感覚かも。笑」

林「定期テストはそうですね。僕は主に見てるのが2年生ですが,2年生のこの時期としては何とか持ちこたえたな,という印象ですね。僕的には耐える一年だと思っていたので。さあ来年は,と他の先生は思ってるかもしれないけど,今年度は今年度で区切り。引きずらない,持ち越さない。来年度は来年度」

𠮷水「耐えるというのはコロナちゃんが原因? 僕は逆で,引きずりも区切りもせず,ずっと自分のすべきことをするという感覚で働いています。この感覚の違いがあるから(そしてきちんと整理して伝え合えるから),林先生と話すのが楽しいのかも。笑 来月は英語授業研究学会関西支部で実践発表があります。どどーんとやったりますわ!」

林「その研究会ってZoom? Zoomやったら実践発表してる後ろで,こそっと聞いていたい。というか,よく考えたら数学の実践発表しかほぼ経験してない。英語見てみたい」

𠮷水「余裕でオッケーです! 僕の横(後ろ?)という特等席でご覧ください。魔法のような発表をしてやろうと画策中です。僕はあなたの繋がりを活かして,数学にも参加したりしてますね。笑 あと,僕の最新記事がリリースされたので,こちらで宣伝させてもらうぜ」
#突然の主人公感

林「もし,来年度も居たらだけど,毎月授業実践を有志だけでやっていくのアリですね。指導案も,今年度の授業公開みたいなガチっとしたのは不要です。ワンペーパーでいい」

𠮷水「これで書いたやつですね。さらにその姿を公開することで,オンライン上でも開かれた学校教育を実現できます。公開する範囲は考える必要がありますが,学校教育や授業に対して何か困っている人がいたら『一緒に考えましょう』という場にできる。来年度いなくても一緒にやりましょうw」

林「ところで,,,今さらですが,この対話を編集で書き続けてますが,コメント機能でもできたのでは,と最近思っております」

𠮷水「たしかし。笑 ということで,この対話文はこのあたりでお開きにしましょうか!」

続報を待て。

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