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虚無層の手記

 まず、テレビで野球中継を観て、ヤクルト・スワローズがそこにいないのが薄らと嫌で、試験も今日仕事をずる休みしたことも薄ら嫌で、ついでにYouTuberとかいう輩が「おすすめ」されるのが嫌で、外へ出た。

 元来「おすすめ」されることが嫌いである。
「おすすめ」されればされるほど、触れたくないのである。
 かと言って、「おすすめ」されたものを全く無視している訳ではなく、ベジータのプライドの如き高い壁を突破する条件は以下

①はなから私が興味を持っている
②気が付いてない
③つまらなそうなものである

まず①については
ハっつぁん「なあ、ハンターハンターって結局なんのハンターなんだい」
熊さん「あれはなぁ、いっぺぇ種類があってよぉ」
八っつぁん「主人公のやつは、あれは漁師だろ?」
熊さん「ばかいっちゃぁいけねぇや、釣竿持ってんのは最初だけでぃ」
八っつぁん「ええ?それじゃあ、あの金髪の女は」
熊さん「あれは男だ」
八っつぁん「はぁぁ、そりゃあたまげた。あのピエロみたいなんは敵かい?」
熊さん「ったく、うるさいねぇお前さんは。Netflixで配信が始まったから、観ろ観ろ!」

これで八五郎こと私はアニメHUNTER×HUNTERを観ることになる。
1ヶ月で全部。

②これはアルゴリズムというやつである。
私のベジータ並のプライドが許さないが、恥を忍んで明記した。
しかし、私宛のアルゴリズムの中にyoutuberが同梱される理由はわからない。私がそれと同等のレベルのものを摂取しているとしたら、危険だ。

③はシャークネード

もっと書きたいが、寒くなったのでやめにせる。
ほうじ茶ラテは不味い。ほうじ茶もラテも好きだが、最高の友人同士が友人になれるとは限らない。ほうじ茶側からしたら「あなたと私は友達じゃないけど」である。

運動公園では偽カープと偽ドラゴンズが試合をしていた。
いい夜だということにしておく。

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