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ダイエットという概念の歴史!

日本の平安時代の文学に『ふくよかで顔がしたぶくれ』の女性が美人だと考えられていたことがわかる記述がみられた。日本では近代まで、骨盤がしっかりしていてふくよかな女性が「理想的なよい嫁のスタイル」されていた。「女性は働き、たくさん子供を産み育てるのが理想」という美的観点からとも言われている。


西洋でも、ヨーロッパのルネサンス時代の裸嫁画を見ると、現代では肥満の域に入る女性が『美女』として描かれている。また、ルネサンス時代には、すでに健康の観点から体重を減らすダイエットの概念が当時の医師により提唱されていた。

美意識としてのダイエットが歴史上初めての顕著に見られるのは、19世紀末〜20世紀のアメリカで、ダイエットに関する記事が女性雑誌に連載された。すなわち、ダイエットの歴史は『美』に先立って『健康』の概念から始まり、美を目的としたものが出現したのは、ごく最近のことだと言える。


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