今年59祭!来年60祭!

すっかり秋ですね~なんなら伊那谷は冬の入口すら感じます~
さて!先日10/27(金)に田楽座は59祭の誕生日を迎えることができました。
地元伊那をはじめ日本全国、たくさんの方達に支えてもらっての59年、本当にありがとうございます。

そして!そして!来年は60周年を迎えます。
人間でいうと60歳、「還暦」
60年で十干十二支が一巡して《もとの暦に還る》、それはすなわち《もう一度生まれ変わってはじめる》ということだといわれています。
あの赤いちゃんちゃんこは、赤子に戻るという意味だったって初めて知りました(;'∀')

私達も2024年から《新生田楽座のスタート》だと感じています。
ここ数年、
「私たちは何ものなのか」
「私たちは何のために存在しているのか」
「私たちが届けたいものの根っこの根っこは何なのか」
をみんなで考え、言葉を探して、様々アクションを起こしてきました。
いわゆる「企業理念」「経営理念」というものだと思います。
新生田楽座になる前に、チームやそれぞれ個人が、突然の困難や進む道に迷った時、一貫して共通している強い想いを見える化して共有するために強い「言葉」が必要だと感じていたのです。


そんなアクションの1つ デザインは共通だけどそれぞれマイカラーを使った名刺

個人が表現する1つ1つの言葉は違えど、言葉を生み出す根っこの部分は共有していたい。
でも「統一」はしたくない。それは田楽座が半世紀以上にわたって創ってきた舞台や伝えてきたことに反します。
私たちは様々な個性が集まってキセキを起こす「祭り」から、多くのことを学んでいる集団です。

「統一」ではなく「共有」を!
「強制」ではなく「共感」を!
「固定」ではなく「創造」を広げたい!


そうすればより一層強い結びつきのチームになれる!と。

でもそれはかなり難しいことに挑戦しているのだと、進み始めて痛感しました…(´;ω;`)チーン
いわゆるディズニーのような企業理念にチャレンジしているのです。
地方にいるこーーーんなちっちゃい一座が(笑)

こんな話をすると、
「えっ!田楽座のみんなってそんなに強い想いなかったの?!!」

いえいえ!!そんなことは全くございません!!!!


みんなそれぞれに田楽座へのふか~い愛や芸能への濃ゆ~い想いは強くもっているんです!
でもそれすべてを一座全体の理念に、言葉に、昇華しきれていなかったのです。

田楽座は創立当初からよく語り合う集団だったと聞きます。
一座のみんなで、時には近所の人たちと、時には全国の青年たちと…
それは今のメンバーにも脈々と受け継がれています。本当によくしゃべります(笑)
たくさんの人達と多くの「言葉」を生み出してみたからこそ、今の田楽座があるとも感じます。
では先輩たちはいったいどんな想いをもっていたのか、どんな言葉で表現していたのか…
過去から学び、引き継ぐことが「新生田楽座」にとって大事なことなのではないか…
しかも私たちだけじゃなくて、応援してくださっている皆さんと共有しながら、歴史をひも解いていきたいと思いました。

その名も!

田楽座のnote 

GAKUるーつ 《田故知新(でんこちしん)》!!


1972年からはじまった田楽座新聞。たくさんの先輩たちが多くの言葉を残しています。
その中から抜粋して、今の私たちにつながる言葉や想いを、来年の10月まで12回シリーズでお届けしていきます。
10年区切りで2回ずつお届けして、最後には今の私たちに還ってくるというもくろみです。
うまくまわるのか甚だあやしいですが…(笑)

これが田楽座新聞 第1号!

来月からスタートいたします!!お楽しみに~(^^)/♪


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