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【再考】「誰とつながりを持ちたいか?」これを深掘りすることが集客である

商売において、自社が「理想」とする顧客像が明確であるかどうかは重要。タイプの相手を口説き落とす前に、自分に問い直してみる、という話

昨日はZoomにて、Web広告の打ち合わせ。

約1時間の打ち合わせの中で今後の課題が浮き彫りになったことが成果のひとつであった。打ち合わせの中で、広告担当者に次回までの宿題として課されたのが検索クエリの精査。

検索クエリとは、検索エンジンで調べ物をする際に入力する単語や文章のことで、実際に弊社の広告に対しアクセスする際に入力されてきたキーワードの羅列を確認して、関係の深いものとそうでないものを取捨選択し、より理想的な顧客のみを広告にリーチさせるのがねらいだ。



実際に打ち込まれた単語や文章を眺めていると、一見「お客になりうるかな?」と思えるものと「ウチとは似て非なるワードだな」というものが混在している。

これを整理するということは自社がどのような顧客像を理想としているか?というテーマに結びつくと思うのだ。その際に必要になってくる判断軸は自社の求めるタイプである。このタイプがあいまいであると「いったい誰とつながりたいか?」という点があやふやになってしまうのだ。

婚活市場において、男性が求める条件として「女性であればなんでもいい」とする人はいないように、集客においても自社の求める条件はさまざまであるはずだ。



自社の理想の顧客層とは?という問いを持つことは重要で、その問いを深掘りする際にはとことん具体的かつ、ホンネで問うといい。逆にこの問いをあいまいに「優良企業」とか「喜んでくれるお客様」といったようにフワッとした感じであると絞り込めない。

ここは誰にも見せない、という前提で思い浮かぶかぎり羅列していこう。例えば「金払いがいい」「めんどくさくない」など条件を並べていくと段々と自社の理想のタイプが浮かび上がってくる。

その顧客像を想像し、その属性を口説き落とすには何が必要か?という次のフェーズに移行する。



今回は弊社にとって、あらためて「誰とつながりたいんだっけ?」を具体的に再確認する作業であるが、何度もこの問いを回したはずが再考すると新発見できる領域というものがあるようだ。

お客が欲しい!と強く思うならば、次のステップである「で、どんな?」を徹底的に深掘りする時間をもつことをお勧めする。

具体的な相手が見えてこそ、緻密な作戦を練ることができる


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