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【再投資】一番稼ぎを生むツールに資金を投下する

仕事にまつわる身の回りの物、その中でも利益を生むものに資金を投下するのはもはや投資である、という話

5年ぶりに会社のPCを買い替えた。

私はPCやIT関連にはうといため、月額で顧問をしていただいているITコンサルの方に見繕ってもらったのだが、久しぶりに更新したPCのスペックはすこぶるいい。

はっきり言ってそのスペックを使いこなせるほどの知識は持ち合わせていないものの、私の考え方から仕事に使用し、しかも売り上げや利益に直結するものはケチらないというルールがある。

手持ち資金が乏しければ、背伸びをするよりまずは使えるもので最大限の成果を獲得することに集中することが重要だが、そうして得た利益はさらに利益を獲得するものに再投資するというのがマストである。

よく自分の見栄のためや趣味嗜好の消費のために利益を溶かしてしまう経営者の方を散見するが、わずかに得た利益をすぐに物欲や自身の懐に意識を向けてしまうようではそれ以上の成果は見込めないのである。

私も資金繰りが苦しい時期が長かったゆえ、ようやく手にした利益という余裕を自分に向けた消費に使ってしまいたい気持ちはよくわかる。

だが、消費や浪費とは一時の自身の欲は満たしてくれるのだろうが、商売としてリターンがあるかといえばおそらく皆無だと思うのだ。

金融機関や取引先に商売の順調さをアピールするために高級時計や高級車を購入するという人がいる。

それ自体を非難する理由は見当たらないが、それはあくまでも余裕がある場合に限る。

そこまでの余裕がないにもかかわらず、頑張ったご褒美やできる人に見られたいなどの私欲のために背伸びをするのは結果的に自身の首を絞める行為だと思うのだ。

消費行動の念頭に「この消費がリターンを生むか?」という投資的マインドを持ち合わせることが必要であり、購入したものや設備が購入額以上の利益を生まなければその消費は失敗という意識を持つことが大事である。

仕事をするの中でどこに資金を投じれば、その資金が活かされるか、その行動の繰り返しが小さな差を生み、成果の右肩上がりを実現する。

私もお金の使い方がうまい方ではないが、幾多の消費や浪費の失敗から意識をあらため、少ない余剰資金は「再投資」という未来への期待に投下しているつもりだ。

今回購入したPCであっても、作業効率を考えれば回収する期間は短いと思う。使いこなせない点でいえばオーバースペックといえなくもないのだが、そこに見栄や私欲などという自分本位な意識はまったくないと断言できる。

まあ、仕事とはいえPCも先日購入したデスクチェアもちょっとやりすぎた感は否めないが、売上げを伸ばして元を取れば問題ないと言い聞かせ、それらの価格をプレッシャーにするのも再投資の有用性として捉えらるのではないだろうか。

何が成果に繋がるかを考えてお金を使う。そこに個人的な欲は抑えるべきである


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