「助田あつお回顧展 ふくいガリバンものがたり」が2024年1月5日~3月25日(月)越前和紙の里 紙の文化博物館で開催されています。野の花をテーマにした心優しく…
明治時代に発明された通称ガリ版(謄写版)という印刷器でかつて様々な印刷物がつくられていた時代がありました。その机の上に収まる電気のいらない印刷技術は、一人で下絵…
natsuko
2024年3月16日 13:41
「助田あつお回顧展 ふくいガリバンものがたり」が2024年1月5日~3月25日(月)越前和紙の里 紙の文化博物館で開催されています。野の花をテーマにした心優しく豊かな気持ちになる繊細な作品を近くで見ることのできる貴重な機会となっています。 そして、今回の展覧会のメインとなる「さいはての花シリーズ」は、北海道の礼文島に助田あつおさんの父茂蔵さんが、通い描かれた野の花の絵をふたりで謄写版をつかっ
2024年3月15日 18:48
明治時代に発明された通称ガリ版(謄写版)という印刷器でかつて様々な印刷物がつくられていた時代がありました。その机の上に収まる電気のいらない印刷技術は、一人で下絵やデザイン、整版、印刷までこなすことができ、高度な手技を身につけたプロの謄写版職人らは各地で印刷業を営み、表現として謄写版技術を駆使した孔版画をつくる人々もいました。現在、そのようなことができる人は数名いるかいないかとなりました。そ