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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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2023年10月の記事一覧

共感を意識する前に共鳴している。

共感を意識する前に共鳴している。

誰かが「生き永らえてみたい」と思える瞬間を。

 生半可に「共感した!」とか言う共感野郎にはなりたくないので、共感という言葉を避けていると、偶にそれを超えて「共鳴」できる瞬間があります。文章に触れた瞬間、こうしてnoteを書いて感情を記録したい、と行動が促されているので、既に何か共鳴が起きていると思う朝。

 株式会社rn press。野口 理恵さん。この記事を読後すぐに「USO」を5冊、買いまし

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「分かりにくい」ことは「分かりにくい」ままの文脈で受容したい

「分かりにくい」ことは「分かりにくい」ままの文脈で受容したい

 鮮度を落としても何も良いことがない、という話。常日頃感じつつも、抽象⇄抽象や、抽象⇅抽象、で止揚したりできる人が周りに少しずつ増えてきたので書き残しておきます。

 ビジネスの中では「抽象化」と「具体化」の行き来が大切だとか、賢い人はわからない人にも分かりやすく(≒具体的に)伝えることができる、とか凡庸だけれども一般論として納得できる考えです。
 但し、対話が一定のレベルを超えてくるともはや「具

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哲学の発酵 -人間は苦痛の中で考える-

哲学の発酵 -人間は苦痛の中で考える-

 奴隷の椅子やゲットーを思い出しながら、理解され難いかつ身近な人にもずっと誤解されていた思考の記録を。社会彫刻と生への執着の源泉について。

 つい先日も書いた内容でありつつ、もう少し深掘ります。

 常に学び続けパフォーマンスを高める基盤をつくるために、極めて信頼ができて優秀なコーチ、カウンセラーの方に付いていただいているのですが、2-30回対話を重ねてもお互いに新しい気付きがあることに対話の深

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