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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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#AI

LLM関連の構造理解(論文要約) "Looped Transformers as Programmable Computers"

LLM関連の構造理解(論文要約) "Looped Transformers as Programmable Computers"

 良書であればある程、引用文献や引用論文を更に芋づる式に掘り起こしたくなるのですが、数理系やデータサイエンス系は中々骨が折れるので、漸く今年の1月の研究論文に追いついてきました。AI×ビックデータみたいな話をいまだにされるのですが、大規模言語モデルからすると時代遅れ過ぎていて、改めて前提知識も踏まえた整理をするための要約(意図的な忘却の為の記録)。

"Looped Transformers as

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第一章:データ×AIが人類を再び解き放つ【勝手にシン・ニホンアンバサダー】

第一章:データ×AIが人類を再び解き放つ【勝手にシン・ニホンアンバサダー】

 週一で独学勉強会をする事にしたシン・ニホン。
今日は表題の第一章の学習と気付きを。本書で書かれている事例やデータはなるべく省き、重要なメッセージとなる「核」の部分を取り上げながら、私が感じた事(★の部分)を交えて書き連ねていきます。

第一章は「時代の全体感と変化の本質」について。

前提条件として、シン・ニホンに最も頻出する「AI」とは、

AI=計算機×データ×アルゴリズム

である事を常に

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【勝手にシン・ニホン・アンバサダー】

【勝手にシン・ニホン・アンバサダー】

 先日、シンニホン・アンバサダーへの応募をしたものの見事に落選してしまい、一日半ほど落ち込んだ処で、自分で勝手にやろうと決めた。養成講座のスケジュール通りに、毎週木曜に一章ずつ更新するつもりだ。

 今日は「はじめに」の章について考えながら、自分がシン・ニホンに懸ける想いの一部を話していこうと思う。

 まず、安宅和人さんと言えば「イシューからはじめよ」の著作で大変お世話になった方だ。私が読んだの

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中国の社会信用システムは日本に浸透するか

中国の社会信用システムは日本に浸透するか

 中国の英字紙「グローバル・タイムズ」によれば『約4年弱の間に、「社会信用」を理由として、1114万人が航空機の、425万人が高速列車の搭乗を拒否された』とあります。

 この社会信用システムとはAIを用いたもので、日常生活においての、ありとあらゆる実績(仕事、公的機関の評価、支払履歴、交友関係、SNSでのモラルまで)を基にスコアが算出され、そのスコアにより社会的に利益、不利益を被るというものだそ

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