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よろず工作 「ガレージ」と彫金ブランド「GARAGE」で活動してます。昆虫大学工作大臣…

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よろず工作 「ガレージ」と彫金ブランド「GARAGE」で活動してます。昆虫大学工作大臣。最近御徒町に共同アトリエ「カラカナ」作りました。つくったものInstagram: https://www.instagram.com/takai_hiroshi/

マガジン

  • ノープラン福岡旅行

    「大潮だから磯遊びをしよう!」という理由だけでいざ九州へ。福岡〜津屋崎の旅行記です。

最近の記事

ノープラン福岡旅行(その3 作家出会い〜異次元昼ごはん〜旅の終わり)

大満足の磯遊びを終えた一行。 晩飯の前にcokecoの友人で彫金作家のチバさんのアトリエを紹介してもらった。Atelier FERは主に地金の彫金・鍛金でアクセサリーや雑貨を制作している。 我々は金属でアクセサリーなどを作ることを「彫金やってます」と言ってしまうが、本当は「金工やってます」ということ。金属工芸(金工)の技法に「鍛金(叩いて打ち出す)」「彫金(彫ったり削ったり)」「鋳金(型に溶けた金属を流し込む)」という種類があって、我々がメインでやっているのは鋳金の技法のひ

    • ノープラン福岡旅行(その2 王丸屋〜本気の磯遊び)

      九州大学総合研究博物館で頭をパンパンにした一行は、今回の目的地である津屋崎にやってきました。 宿のチェックインまで時間があったので温泉に入りがてら軽めのビーチコーミング。キンセンガニかわいい。もう楽しい。 みんなの縁側 王丸屋 2泊3日、お世話になるのは「王丸屋」さん。津屋崎千軒という港町の風情あるエリアのほぼ真ん中に位置する王丸屋は、1階がコミュニティースペース、2階が宿泊施設になっている。2階、超広い。宿泊は1泊あたり1人4000円という破格のお値段。1階にはキッチ

      • ノープラン福岡旅行(その1 九州大学編)

        そもそもの始まりは正月。 友達と大牟田〜津屋崎を回って思う存分薪も割ってサイコーの旅だったのだが、正月は漁がないため、魚介類を食べ損ねてしまった(でも何食べてもめちゃ旨かった)ので、暖かい時にがっつり海で遊ぼう!という夢ができたのだった。 5月のデザフェスで東京に来たcokecoとカラカナで飲んでいてそんな話をしていたら「6月の上旬、大潮じゃない?」という情報をゲット。我々はその場でチケットを予約。「大人だから大潮を理由に九州まで遊びに行くぞ」アトリエ仲間のmeminiと

        • 第2回ガレージ勉強会 外伝

          前回の第2回ガレージ勉強会のテーマだった「科学系の情報の集め方」「研究メディアのこれから」について、どうしても話を聞きたかったのが新宿三丁目のバーのマスター(通称マコさん)だ。 店の営業時間と重なってしまうので勉強会にはお呼びできなかったが、それならこっちから話を聞きにいけばいいや、ということで、勉強会が終わったその足で店に追加取材に行った。ガレージ勉強会、外伝です。 【目次】 1:興味は生活に宿る 2:モテたい気持ちが足りない 3:求められた安全神話 4:興味は奪うもの

        ノープラン福岡旅行(その3 作家出会い〜異次元昼ごはん〜旅の終わり)

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        • ノープラン福岡旅行
          3本

        記事

          第2回ガレージ勉強会

          僕の知りたい事をワイワイとビールを飲みながら教えてもらったり 一緒に考える。放課後の部室のような集まりが「ガレージ勉強会」です。 第2回のテーマは 「科学系の情報ってどうやって集めてるの?」 「研究を伝えるメディアのこれから」 今回のメンバーは ・理系ライターズ「チーム・パスカル」 森旭彦さん  ( http://teampascal.jimdo.com/ ) ・「学問の箱庭」 山田Pこと山田光利さん  ( http://www.2nd-lab.org/ ) ※高井・・タ

          第2回ガレージ勉強会

          第2回ガレージ勉強会の様子(雑誌の人格)

          『雑誌の人格』についてアレコレ読んでは大爆笑。

          第2回ガレージ勉強会の様子(雑誌の人格)

          第2回ガレージ勉強会の様子(雑誌の人格)

          「反骨と突破の物語」を考える

          京都大での講演が終わり、山田Pといくつか関西方面の打ち合わせをさせていただいていた頃、こんなニュースが話題になった。 「人文学と生物学、異色のコラボ!江戸時代の史料で解き明かされたクジラとフジツボの関係」 かめふじさんとはつい先日、白水貴さんの紹介で 山田Pと4人で飲んだばかりだった。 その時もこの論文の話になって、世に出るのが楽しみだなあと思っていたので このまとめを呼んだ時、山田Pとすごく盛り上がった。 しかもこのまとめをした木登りヤギさんに会いに行く前日のことだっ

          「反骨と突破の物語」を考える

          「イベント運営」を演出する

          研究者が発表することの演出について いろいろと話をさせていただいた。 未公開(多すぎたのでごっそりカットした)パートが 「イベントの運営」自体の演出方法についてだ。 山田Pから「公開セヨ」との後押しをいただいたのでご紹介させていただく。 前述の演出ノウハウが、「研究者の魅力を引き出す」ものだとしたら、 こちらは「運営の能力を引き出す」ものだと言える。 ちなみに、ボランティアでの運営に関するお話です。 —————————————————————————————— タスク

          「イベント運営」を演出する

          京大講演(4)憧れと熱狂、ブームという自然災害

          前回エントリーでは、野生の研究がある未来について画コンテでご紹介した。 ただ、「憧れ」「盛り上がり」で何かを広めていく事は、 ブームになってしまうというリスクをはらんでいる。 ブームに関する細かい定義はもう少し社会学を勉強しなければと思っているが、つまりこういう事が起きると考えられる。 【野生の研究"ブーム"が来たら】 ・関係ない人が寄ってくる 研究には全く興味はないけれど、 研究ネタで何かやればお金になることを嗅ぎ付けた人々が いろんなオイシイ話を持ちかけてくる。

          京大講演(4)憧れと熱狂、ブームという自然災害

          京大講演(3)「野生の研究シーン」

          その1、その2と研究者を演出するノウハウとリスクについて お話しさせていただいたが、実は僕はTV関係者ではない。 商業映像ではない現場で研究者の演出を続けるのはなぜか。 ここ数年の僕の興味は「野生の研究シーンをつくる」ことだ。 そのために「憧れ」を演出する必要があると考えている。 ※なぜ研究シーンがいいなと思ったのか、などについては 以前の記事(「研究シーン」を考える)をご参照ください 野生の研究者とは、 「プロアマ問わず、生き方として研究する事を選んだ人」のこと。

          京大講演(3)「野生の研究シーン」

          京大講演(2)演出の「目的」と、「ズレ」が生む悲劇

          何かを演出する、という時には必ず 演出をすることで達成したい目的がある。 「こちらの希望とちがう取り上げられ方をされてしまった」 「不本意な取材依頼に困らされてしまう」という困りごとの裏には、 演出する側(メディア側)と取材される側(研究者側)の 目指す目的のズレが隠れている。 特にテレビ番組など商業映像コンテンツの場合、 その主な目的は「視聴率」だ。 どんなに社会的意義がある内容を取り上げたとしても、 見てもらえなければ事業体としての価値はない。 なので、必然的に視聴者に

          京大講演(2)演出の「目的」と、「ズレ」が生む悲劇

          京大講演(1)研究者を演出するとは

          「第1回ガレージ勉強会」でも書いたことだが、 演出のノウハウについていくつか事例をご紹介した。 そもそも【演出】とは、 1 演劇・映画・テレビなどで、台本をもとに、演技・装置・照明・音響などの表現に統一と調和を与える作業。 2 効果をねらって物事の運営・進行に工夫をめぐらすこと。 (引用:デジタル大辞泉) とあるが、ここではもっと具体的に 「あるコンテンツを魅力的に伝える方法」としておこう。 研究者の演出手法の具体例として ・外部からの仕掛けによって魅力をブーストする

          京大講演(1)研究者を演出するとは

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          【京大講演_資料】むしむし生放送 前野ウルド浩太郎氏(抜粋)

          2014/8/25 Smips@京都大学補足資料

          【京大講演_資料】むしむし生放送 前野ウルド浩太郎氏(抜粋)

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          【京大講演_資料】菌放送局 オープニング

          2014/8/25 Smips@京都大学補足資料

          【京大講演_資料】菌放送局 オープニング

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          【京大講演_資料】第5回研究してみたマッドネス オープニング

          2014/8/25 Smips@京都大学にて紹介。

          【京大講演_資料】第5回研究してみたマッドネス オープニング

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          2014/8/25 Smips講演の様子(高井パートのみ)

          Smips(知的財産マネジメント研究会)と 京都大学・学術研究支援室の共催イベント 「研究者の魅力を「引き出し」「伝える」、プロのこだわり」 で講演をさせていただきました。 イベントの概要はこちら http://www.2nd-lab.org/#!studygroup-015/cqz7 当日のTwitterまとめはこちら http://togetter.com/li/702251

          2014/8/25 Smips講演の様子(高井パートのみ)

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