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NHKスペシャル「南海トラフ巨大地震」で学んだこと

先日、NHKでスペシャルで南海トラフ地震関連の番組が
2夜連続で放送されました。
3.11も近いし、トルコで大きい地震もあったばかり。
普段の地震の備えも気になっていたので視聴してみました。

正直、めちゃめちゃ怖かったです。
いつ来てもおかしくないわけで…
番組を見て「これは要チェック!」と思ったものをいくつかご紹介します。

災害伝言ダイヤル(171)の使い方

ドラマの中で災害伝言ダイヤルを利用する場面があったのですが、
「ん?そういえば171にかければいいのは知っていたけど、使い方を知らないじゃん」となり、
ちょっと調べてみました。

こちらに録音方法、再生方法が動画等で詳しく説明されているのですが、
注意しないといけないのは、そもそも電話番号を知っていないと使えないという事。
我が家には固定電話はすでにありません。
お宅のお子さん、大丈夫ですか???
うちの小6の息子に確認しましたが、
自分の携帯番号は知らない
父親の番号も分からない、
かろうじて私の番号は覚えていました。
なので何かあったら私の番号で171に録音、再生しようという事に。
震災で携帯電話をなくしてしまうと番号が分からないケースも想定されます。
ご家族で電話番号は確認しておいたほうがよさそうです。
また、体験利用もできるようなので、
我が家でも一度試しておこうと思いました。

震災後、家の中の居住スペースが確保できるようにしておく

地震の際はまず身の安全を確保し命を守る事が大切です。
ですが、その後の生活のほうがずっと長い…と想像できていますか?
自宅が居住不可能な状況であれば避難所に行くしかないのですが、
居住できる場合は在宅避難するケースのほうが圧倒的に多いそう。
慣れ親しんだ自宅で、プライバシーの心配もなく暮らせるほうが
避難生活が長期化する事を考えてもメリットのほうが大きいですよね。
ですがその際に気を付けないといけないのが
自宅内に家族の居住スペースが確保できるか?という事。
自宅のどの部屋も物が散乱し、ガラスなどが飛び散ってしまっていると
せっかく自宅が残っても住めない…というケースもあるようです。
自宅の家具の配置等を見直し、
地震が来ても居住空間を確保できるよう、
1部屋はちょっと片付ければ家族が集まって過ごせるように工夫しておいた方がいいそうです。
丁度息子の部屋を作るために模様替えを考えていたところだったので、
リビングには背の高い家具を置かないようにして
災害時の居住空間が確保できるようにしようと考えています。

津波起きたら命てんでんこ

ドラマに出てきた東大阪の家族は
父親は東大阪の職場
母親は梅田の地下のレストラン
息子(小6)は梅田の塾
で、それぞれ被災しました。
父親、母親は各自自宅まで歩いて帰ってきました。
ただ、息子は戻ってきません。
もちろんその後夫婦は息子を探しに行くのですが、
それを観ていた私と夫は「なぜ母親は同じ梅田にいたのにすぐに息子の塾に迎えにいかなかったのだろうね?」と不思議に思っていました。
ですが、これが命てんでんこというわけです。
みんなきっと無事生きて逃げられていると信じ、自分も逃げるという事が
とても大切なのです。

これから春になり、新生活が始まる方も多いのでは?
我が家の息子もこの春から中学生。
今までとは違う場所に毎日通う事になります。
学校の招集日にも災害時の備えについて説明がありましたし、
山の上にあるのでとりあえず津波が来ても大丈夫だという事は確認済みです。
また、災害後に家族が落ち合う場所もあらためて決めておこうと思います。

もしよかったら、みなさんの災害時を想定した備えを
コメントでぜひ教えて下さい。

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