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今に集中するための心のあり方

 こんにちは。げしさんです。
 今回は本日参加した講演会での学びについて書いていきたいと思います。

 本日はこちらの講演会にオンラインで参加。

『喜多川泰&香葉村真由美 W講演会
〜軸を持ち、未来を希望でうめて生きる〜』

 以前の記事にも書いた通り、これまで喜多川泰さんのお話は何度か聞いたことがありましたが、香葉村真由美さんの講演を聞くのは今回が初めてでした。

心に響いた3つのキーワード

 香葉村さん・喜多川さんのお話を聞いてそれぞれ刺さるポイントはいくつもありましたが、下記の3つに絞って感じたことを書きたいと思います。

①想いを想いのままに留めるのではなくカタチに変える
②自分の人生の主人公を自分に引き戻さなければならない
③新しい扉を開く鍵は学びの中にある

①想いを想いのままに留めるのではなくカタチに変える

 これは、前半の香葉村さんの講演で何度も強調されていたフレーズです。
 カタチには、物質的な”形”だけでなく、あり方や行動などの目に見えないものも含まれます。私たちが日々生活している中で、”〇〇したい”と思ったことのうち、どのくらい実行できているでしょうか。
 私自身、〇〇したいと思ったときに真っ先に思い浮かぶのは、それをやることで何が起きるかや周りからどう見えるかという、本来向き合うべき〇〇以外の部分について考えてしまっていることが多いです。つまり、その時点でベクトルが圧倒的に自分以外に向いてしまっているのです。
 もちろん、全てのベクトルを自分に向けるのも良くないですが、自分以外に向けてしまう量が多ければ多いほど、次第に損得勘定が働いてやらない理由を考え始めてしまうというのもまた事実だと思います。
 
 講演では、「自分のあり方や覚悟が変わると人生が大きく変わる」こと、そのためには「様々な情報に振り回されないで自分のあり方や覚悟を決める」ことが大事だとお話されていました。大変は大きく変わるという意味なんですね。
 これまで大変と言う(聞く)と、どうしてもネガティブな印象を持ってしまうことが多かったのですが、これを機に大変なことは自分が変わるチャンスだと思って、極力ポジティブに捉えていこうと思いました。
 そして、何かをやりたいと思ったときにまずやるべきなのは、諸々考えることではなくまず行動に移すこと。やりたいと思った時点で何らかの想いがあるはずなので、それをしっかりとカタチに変えていくということはすぐにでもやっていきたいと思いました。
 やらない理由を考え始めた時点で既に後悔していることが多々あるなと思いながら、この後やりたいことを考えながら聞いていました。

自分の人生の主人公を自分に引き戻さなければならない

 これは、後半の喜多川さんの講演で出てきたワードです。
 ①の話にも関連しますが、1日の中で自分の人生を生きているといえる時間は一体どのくらいあるのでしょうか。便利なIT機器が発達した一方で、そこから離れられなくなる時間がどんどん長くなっていっているのではないでしょうか。もちろん私自身もその一人です。
 
 現代はスマホ一つで様々な情報が得られる便利な時代だからこそ、あえてそこから離れる生き方をするというのが、この言葉が出てきた背景にあります。
 確かに、SNSやネットショッピングなどでも、自分好みの情報や広告が出てくることが多く、AIの有能さを感じる場面が数多くあります。しかし、その一方でそこから得られる情報はあくまで自分にとって都合の良い情報ばかりで、その他の世界や情報については自分で探しにいかなければ出会えなくなっているというのも事実としてあります。
 つまり、自分の興味や関心があることについて、調べているつもりが選ばされている状態になっているということなのだそうです。
 
 私自身、そのことを無意識的に感じるのか、ここ最近読書をする時間が増えたように思います。読書の時間は目の前の本やそれを読む自分としっかり向き合うことができ、心を落ち着かせたり次にやりたいことなど、新たな発想が浮かぶことも少なくありません。
 そういった意味でも、1日の中で読書だけに限らず、その時考えていることをノートに書きだしたり、やりたいことに没頭するなど、自分が主人公で生きる時間を1分でも長く意図的に作っていきたいと強く思いました。

③新しい扉を開く鍵は学びの中にある

 こちらも喜多川さんのパートであった言葉ですが、この言葉を聞いて、自分自身が考えていることややってきたことに間違いがなかったのだと確信を持てた瞬間でした。
 というのも、②でも書いたように、現代はスマホ一つで何でもできる便利な時代になりました。それだけ世の中が以前とは比べ物にならないくらい、恐ろしいスピードで変化している時代です。
 だからこそ、この変化に乗り遅れないために、そして変化の激しい時代だからこそ、自分を持っていないとその変化の波に流されてしまうという危機感がありました。
 
 そのためには、自分のOSを常にアップデートしていく必要があると感じていて、その中で私が今年掲げたテーマの一つに、「学び」というものがありました。掲げた当初はそこまで深く考えていたわけではありませんが、うまく言葉にできていなかった部分を見事に表現して頂いたという感じです。
 
 講演の中では今の時代の変化に対して必要なこととして、①時代の変化に合わせて、自分が大切にしているものを捨ててでも新しい世界に飛び込んでいくことと、②未知なるものに対しての好奇心を忘れない(無くさない)ことが大事だとお話されていました。
 そういった意味では、この時代を生き抜くためのキーワードの一つとして「柔軟性」があるように感じました。柔軟性は新しい発想をしていくときに必要なことであり、何よりも歳を重ねる毎に固定概念を崩すのが難しく、それが新しい学びを阻害する要因の一つだと思ったからです。
 よく「少年のような心で・・」と言ったりしますが、その気持ちはいつまでも忘れずに持ち続けたいものだと思いました。

まとめ

 お二方の話を聞いて、いかに自分自身と向き合って、起こった出来事に対してどう解釈していくかということに意識を向けるという点が共通していたように感じました。(共通していた話題は他にもたくさんあるのですが)
 そのためには、自分に対して素直になること、目の前のことに集中するのが大切で、それができると理想の姿に向かっていけるということを伝えたかったのかなと思います。

 以前の記事でも書いたように、私は今コーチングを学んでいる最中です。同時にコーチングも受けているのですが、その時にいつも感じるのは、これまでいかに自分自身と向き合うことを避けてきたのかということです。自分から逃げてきたとでも言えばいいでしょうか。
 まだ始めたばかりなので相変わらず迷走していますが、この講演会でのお話を聞いて、今やっていることが間違いじゃなかったのだと確信が持てたと同時に、これからも学び続ける人生でありたいと強く感じました。

<完>

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