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健康オタクは幸福を感じやすい

この間、お酒を飲むことは健康のリスクが高いという話をしました

健康に悪いのは知ってるけど、やっぱりお酒は好き!
という声を色々聞きますし、僕自身もお酒は結構好きです

確かに前回の記事は、お酒を飲むと健康への悪影響が与えられることがありますよ!
っていう注意喚起の話が重点を置かれていたと思います!

けど
僕が伝えたい本質はそこではなくて、お酒は身体を悪くすることもあるけど目的をわかっていればお酒も飲んだっていいんだってことなんです

お酒を飲むのって、人と飲むこともあれば1人でしっぽり飲むこともありますよね
僕がオススメするのは、誰かとお酒を飲むということです

それはなぜか
1人で飲むことや、ただお酒を飲むのはドパミン的幸福を得ようとしているから
誰かと飲むのはオキシトシン的幸福を得ようとするから

ということです

は?
って方もいると思うので、今回は健康と幸福についてちょっとお話をしようと思います!


健康と幸福の関係性について

今回参考にさせて頂いたのは
樺沢紫苑先生の幸福についての本
「精神科医が見つけた3つの幸福」という本とこちらの記事です 

僕がやろうとしていることは結構これに近いなって思うんです

健康生活度(直近1年間でどのくらい健康に配慮したか)と幸福度(最近どのくらい幸せと感じているか)というのの関係性を研究しているのですが
この二つの相関性がかなりあるんです

そしてそこからわかったのは
健康ストイック層の人たちは幸福を感じていて、健康無関心層になるにつれて幸福を感じなくなっていっているということ

なので、健康な人間ほど幸福を感じやすくなるということがわかったんです

ただ
幸福だから健康なのか?
健康だから幸福なのか?

というのが上がるんですが、長期的な研究で幸福度が高い人ほど運動量が多くなるというデータも上がっていて
幸せな人ほど、健康被害を受けるリスクが高い喫煙などを避けるように行動する傾向があるようで、それにより幸福度が上がっているということがわかっているそう

なので健康と幸福ってすごく密接した関係性にあるとわかりますよね


3つの幸福

なぜこれが大事かというと
最初に言った樺沢先生という精神科医の先生は幸福には3つ種類があると言っているんです

それが
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福、そしてドパミン的幸福の3つ

これらはそれぞれ感じ方が違うんですが

セロトニン的幸福は
癒しや安楽といった体の健康などで幸せを感じるもの

オキシトシン的幸福は
恋人や友人や家族などの対人的に得られる幸せ

ドパミン的幸福は
お金や地位、成功などから得られる幸せ

があるんですが
これらは優先度があって、
セロトニン⇨オキシトシン⇨ドパミン
の順番に幸せを手に入れる必要があるんです

この順番を変えてしまうと
お金をもらっても友人や誰とも関わりがなければ幸せを感じることはなく
恋人と一緒にいても健康を害していれば十分な幸せを感じることができないんです

なので
体が健康であり、人に囲まれ、成功を治めるなどで人は十分な幸せを感じることができるというのがあるんです


健康のために生きるのではない

じゃあ健康を得るために生きれば幸せになれるのか?
それはちょっと違います

みなさんは健康を得るために生きているわけではないですよね?
みなさんは幸せになるために生きていると思うんです

そのためには健康というのは切っても切れないもので、あくまで健康というのは自分らしく幸せに生きるための
方法
でしかないんです

僕はこういった考え方は茅ヶ崎では浸透しやすいかなって思っているんです


茅ヶ崎はウェルネス都市になりやすい

研究でもあったように
健康への意識が高いほど幸福感を得られやすいというデータがありますよね

茅ヶ崎は健康への意識が高い人が多くいます
けれど行動に移せていない人もたくさんいたり、ちゃんとした知識がない方も多くいるのが現状です

そしてオキシトシン的幸福を得るコミュニティが点在しているのも事実です

なのでセロトニン的幸福を適切に手に入れることができることによって街自体が幸福に包まれて、よりげんきに過ごすことができるようになると思うんです

セロトニン的幸福を得るためには、適切なアルコールの健康被害を知っておく必要があり
それを知ることで、自分は今健康な状態なんだ、げんきな状態なんだと理解することで
セロトニン的幸福が保障されるんです

お酒を飲むときはドパミン的幸福をとりにいくのではなく、適切な知識を持ちながら、楽しく人と飲むこと
セロトニン的幸福を維持しながら、オキシトシン的幸福を得ることができ、そしてみんながみんな主体的に活動することでドパミン的幸福を得ることができると思うんです

でもただ健康についての説明を行うのでは、
健康のために生きるみたいな風になってしまいます
そう思わせているのは、やはり医療現場と日常生活の距離が離れてしまっていることによる影響だと思っています

なので、健康のために生きるのではなく
自分らしく幸せに生きるために健康を使うという風に捉えることができるように
なるべく日常生活に近い存在としての医療を提供する、Mukuの活動が必要だと思っています

お酒を楽しく飲むことを、看護師が伝える
飲み方次第で健康を得ることができるというイベントは確かにあってもいいのかもしれないですね

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