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遅筋と速筋の良いとこどり?「中間筋」(過程日記)

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こんにちは。山形元気です。
ご覧いただきありがとうございます。

さて。
今日は、「中間筋(Type II a)
を説明していきます。

字の通り、中間筋(Type II a)は
先日書かせていただいた
「遅筋」と「速筋」の中間に
当たる筋細胞
です。

中間筋(Type II a) 結論

中間筋(Type II a)は、筋細胞の一つで、
収縮速度やエネルギーの発生量が
遅筋と速筋の間に分類されます。

中間筋の特徴

中間筋の特徴は「遅筋」と「速筋」
の中間的な特徴を持つところです。

日本語では、「遅筋」「速筋」
という形で、中間筋を表記することは
少ない
です。

というのも
実は、中間筋(Type II a)は
「速筋」に分類する
ことができます。

これは(Type II a)という
言葉にもヒントがあり、
速筋も(Type II x)で、どちらもType IIなのです。

収縮スピードは早い。

分類を見て分かる通り、
「中間筋」の収縮スピードは
速筋までとはいかないものの
それなりに早い
のです。

つまり瞬発力にも
そこそこに対応できます。

エネルギーの発生量も多い

これも予想できるかもしれませんが、
「中間筋」は遅筋ほどではないものの
エネルギーの発生量が多い
です。

これは、先日書いた通り
ミトコンドリアの量が多いこと、
酸素を運ぶ毛細血管の密度が
高いことが理由
になります。

エネルギーの発生量と持続の高さ
のおかけで、疲労への耐性は
速筋よりも高い
ことが言えます。

でも中間なので、、

この特徴だけをみると、
「中間筋最高じゃん!」
となるんですが、

それでもやはり中間筋なので
エネルギーの発生量、継続率は
遅筋には及びません。
瞬発力も出せる最大力量も
速筋には及びません。
最終的に
大きな力が必要な時は「速筋」が、
長い持久力が必要な時は「遅筋」が
「選択される」仕組み
になっています。

以上が「中間筋の特徴」になります。
いかがでしたでしょうか?

そして最後の文で「選択される」
という部分を目立つようにしました。

この「選択される」筋肉は、
仕組みが構築され選択されるように
なっています。

明日はこの選択について
書いていきます。

今日はここまでにします。
お読みいただきありがとうございました。

それでは次回でお会いいたしましょう!
山形元気

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