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瞬発性の速筋(Type II x)(過程日記)

こんにちは。山形元気です。

ご覧いただきありがとうございます。

さて。
今日は、「速筋(Type II x)」

を説明していきます。

昨日は、「遅筋(Type I)」を
説明させていただきました。

今日は対称的な「速筋(Type II x)」
について説明していきます。

速筋(Type II x)の結論

速筋(Type II x)は、筋細胞の一種で、
筋肉の収縮が早く、瞬発力や力を
必要とする運動において働きます。

例えば、筋力トレーニングなどです。

速筋(Type II x)の特徴

速筋(Type II x)にも特徴が3つあります。

その特徴から瞬間的な力を得意とする筋細胞です。

筋肉の収縮スピードが早い。

遅筋とは反対に速筋(Type II x)は
ミオシンの活動が活発であるためです。

ミオシンがアクチンを引っ張り、
収縮を起こし、元に戻す。

この活動が活発であるため、
収縮スピードが速い
のです。

エネルギーの発生量が少ない。

速筋(Type II x)は、遅筋と比べて、
ミトコンドリアの量が少なく、
エネルギーの発生量も少ないのが特徴です。

ミトコンドリアの量が少ないのには
理由
があります。

そもそもミトコンドリアは、
「体内でエネルギーを生成する役割」

を持っています。

ミトコンドリアがエネルギー生成する際には、
脂質や糖質に加えて、酸素を必要とします。

しかし、この速筋(Type II x)は、
酸素を運ぶための毛細血管の密度が
低い
のです。

つまり酸素の供給量が低いため、
ミトコンドリアもそれほど
必要ではないと言うことです。

結果的にミトコンドリアが少なく、
エネルギーの発生量も少なくなっています。

疲労耐性が低い。

エネルギーの発生量が少ないことが
起因して、疲労への耐性が低いことが特徴です。
エネルギーの量が少ない。
→持続性がなく、長期的に動かせない。

ということになってしまいます。

なので、長期的な活動には向いていないんです。

以上が特徴になります。

筋肉の収縮の早さや
エネルギーの持続性の無さというのは、
瞬発的な活動をするのには、
最適な特徴
になります。

そのためこの速筋(Type II x)は
重い重量を上げる筋力トレーニング
やボールをバットで打つときなど、
一瞬の力を出す運動
に対応しています。

いかがでしたでしょうか?

この他にも中間筋と呼ばれる
筋細胞もあります。

明日は中間筋について
書いていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

それでは次回でお会いいたしましょう!
山形元気

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