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管理とマネジメントの違い

企業の中で、管理といえば、管理職。
管理職はマネジメントをするのが仕事だと思っていませんか?
管理職=マネージャークラス、という一般的な言葉の印象から、何となく管理することとマネジメントは同じことのように思ってる人も多いように感じます。

マネジメントといえばドラッガー。彼は「組織をして成果をあげさせるための道具、機能、 機関がマネジメント」と定義しています。

管理とは、「ある基準から外れないように、統制すること、〇か✖かを判断して、✖を〇にしていくこと」です。

管理する部門もありますし、管理する場合もあるでしょう。でもマネジメントとは全く意味が違うことも知っておくのと知らないのとでは、大違いです。

マネジメントは、成果をあげさせるための活動ですから、チームメンバーに成果をあげてもらえる働きかけが必要なわけです。
人が成果をあげたくなるのは、どんなときか。

上から降りてきた仕事を黙ってやること・・・・ではない!

形骸化された目標管理を粛々とやること・・・・でもない!

会社目標に向かって、自分の力や強味を発揮し、自分で考えて自分で行動し、目標を達成していくことが、成果につながるのです。
マネジメントはそれを後押しすることが仕事。
チームメンバーそれぞれの強みを生かし、目的感を共有し、やる気を発揮する意欲を出させるためのことをすることなのです。

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