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ハーレムのリズムに乗って - 『ジャズ』の世界へ

こんにちは!今日はトニ・モリソンの素敵な小説『ジャズ』についてお話しましょう。

この物語は1920年代のハーレムを舞台にしていて、ジャズミュージックがバックグラウンドに流れる恋愛物語です。

トランペットのようなジャズ音楽が物語の中心にあり、登場人物たちの生き生きとした関係を描き出していますよ。

ある日、男が若い愛人を殺害するんです。これだけでも十分衝撃的ですが、この愛人を激しく憎んでいた男の妻ヴァイオレットが、葬儀で死者の顔に傷をつけるほどですから、その感情は相当なものですよね。

でも、この物語、ただのドラマでは終わりません。ヴァイオレットは徐々に愛人の過去に興味を持ち始めるんです。そして、ナレーターが過去、現在、未来を行き来しながら、徐々に事件の背景を明らかにしていきます。

トニ・モリソンさんの筆致は、本当に素晴らしく、人間の心理や時間を超えた感情を巧みに表現しています。

モリソンさんの書く言葉はとても詩的で、心に響くんです。愛や憎しみ、過去と現在、そして人とコミュニティの関係性を見事に描いています。

この本を読むと、まるでその時代にタイムスリップしたような感覚になりますよ。

ジャズ、文化、人間関係に興味がある方には、特におすすめの一冊です。

モリソンさんの才能が光る『ジャズ』は、読んだ後も長く心に残る作品ですよ。ぜひ手に取ってみてくださいね!

『ジャズ』に興味を持った方に、ぜひお勧めしたいのが、「言の葉を綴じる杜」のページにある「職業としてのトランペット奏者『音楽を仕事にして生きていくためのキャリアプラン』」です。

このページでは、トランペット演奏の世界への招待から始まり、トランペットの歴史や現代におけるトランペットの役割、プロのトランペット演奏家の日常、そしてトランペットの社会的意義について詳しく解説しています​​​​​​​​​​​​。

トランペットに関心を持った方が、その歴史や文化的背景、職業としての道のりなどについて学ぶことは、より深い理解と愛着を育むのに役立ちます。

トランペットの魅力を存分に感じ取るためにも、ぜひ!

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