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11.第5夜①キレイごとでは伝わらない ! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しいトリセツ   (承認欲求×ドーパミン×依存症)前編  

🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「やってはいけない」から「自分で自分を守る知恵」への移行
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示す

(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公 身長155㎝ 元気者 ショートヘア
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ 
     チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿 長髪
       よくハピーの厄介事を押し付けられる 
☆マリリン(高一) ヒロッチの遠い従姉 美人のお嬢様 はっきりした性格
☆マキ (高一)マリリンの友達 地味で大人しい。マリリンとは喧嘩をしたが仲直りした。
●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。
さぁハピーの特殊能力で現れたとんでもない奴等の大騒ぎが始まるよー!

※承認欲求とは「他の人から認められたい、価値ある存在としての自分を認め(られ)たい」という願望です。誰にでもある欲求ですが、当然、個人差があります。スマホ依存をテーマとした時、承認欲求とドーパミンは避けて通れない要因として作成しました。

◎マキ
「マリリンとは仲直りしたものの・・・・。SNSを見てると『私のセレブな生活ぶり』とか『毎日が充実しています ! 』とか『かわいい女の子の自撮り』とかついつい気になって見ちゃいます。で視聴した後、少し複雑な気持ちになってしまいます。『私は全然、イケてないなぁ~』『あんなに美人で羨ましいなぁ~』『お金持ちでいいなぁ~』そんな感じで残念な気持ちになります。

◎ハピー
「さて今度の召喚はさっきのパブロフの妹よー」
ヨワイナャ ジクカヒノ トンニタハ セワアシ  !   !

召喚№11 ネット妖怪ビチ            (ブレインハッカー)→BH

●赤くてコロコロして身長1M位で常に空を舞っている 尻尾あり

ビチ「私の名前はネット妖怪BHよ。Bは脳のbrain。Hはハッカーの意味よン。略してビチと呼んで。くれぐれもビッチじゃないからねン。さて私ってネットの世界からGBを抜け出させないようにする意志の集合体の妖怪なんですン。だからビチのお仕事はGBをネットから抜け出せなくなるする事なの」
◎ヒロッチ
「どんな方法をつかうの」?
◎ビチ
「例えばSNSで『いいね ! 』をもらう事で前頭葉(脳)からドーパミンって化学物質が分泌されて快感を感じるの。だから私の得意技であるドーパミンを過剰に分泌させるように仕向けてネット空間から抜け出しにくくしちゃうの」

◎ヒロッチ
「つまりドーパミンで気持ちよくなるから抜け出せなくなるのね」
◎ビチ
「そうなのそうなの。私は『気持いい状態』を提供するだけで決して問題がある妖怪じゃないのン。以後、お見知りおきをン。。」
◎ハピー(いやっ、あまり知らない方が。。。)
◎ビチ
「さてマキの悩みは私が作ったゲームのせいなんですン」
◎マキ
「ゲーム ?」
◎ビチ
「ゲームの名前は『SNSいいね頂戴ゲーム ♡』って呼んでるのン。内容はSNS上で羨ましがられたり褒められたりしたら得点をGET出来るゲームなのン。高得点をGETすると私が脳内にドーパミンがたくさん分泌させて気持ちよくなれるの。それがマキには刺激が強かっただけで決して悪気はないのン」
◎マキ
「そういう事だったの ?」
◎ヒロッチ
「なんかモヤモヤ。その話って何か隠されている感じがするー」
◎ビチ
「なぁいなーいー。そんな事ないですン」
◎ハピー
「仕方ない レナクタ リベャシ トコノウ トンホトッモ」
「少し召喚呪文を強くしたから、もっと正直になれるよー」
◎ビチ
「えっ ?あっ 、うっ。。何だかもっと喋りたくなってきたン。。
仕方ない。私の仕事の裏側を教えてあげるン。ドーバミンで気持よくなる迄は正しいんだけど、実は脳に同じ刺激を与え続けてると、脳が段々と反応しにくくなって、気持ちよくなりにくくなるのン。そうなるともっともっと強い刺激や頻度を求めるようになって抜け出せにくくなるのン。だから私の得意技は『ドーパミンドバーッ』なの」
◎ヒロッチ
「えっ? すごくエグい内容に変わってる」
◎ビチ
「だから私の仕事の一つはネット空間に承認欲求をアピール出来るスポットを作りまくるの。『自分の外見・行動・財産・地位等のアピール』『ゲームのランキング』『同じ趣味の仲間内での所持アイテム』『推しの世界』『意見発信の場』等の場所にGBを誘導して『私すごいでしょおぉ』『もっと見てー』『羨ましがってー』『そうだろ、そうだろー』なんてドーパミンドバーッさせて抜け出しにくくにしてるのン」
◎ハピー
「昔は普通の生活で承認欲求を満たせる場所なんて少なかったんだけど、現代は簡単にネット上にその人に応じだ承認欲求スポットを無限に作れるようになっちゃったのよ。話を盛りまくる事も出来るしネン」
◎ビチ
「あっ、呪文のせいでまた言っちゃうん。。そこでマキのように『羨ましがった人』は無意識に別のネット空間で違ったアピールをする事によって欲求を満たそうとする。そこで新たな連鎖が発生するのン」
◎マキ
「まるで承認欲求の無限連鎖ですね。だからネットの滞在時間がどんどん伸びていくんだ」
◎ビチ
「逆に『読んだよ』的な軽いポチッ ! (いいね !)も多いけどね」
◎ヒロッチ
「あのー話が戻るんですけど結局、承認欲求ってよくない事なの ?」
◎ハピー
「『認められたい』『誉められたい』は誰にでもある自然な気持ちなんです。頑張って認めてもらう事は素晴らしい事よ。それに頑張りたい気持ちが世の中を発展させていく原動力だしね。逆にマイナス面は以下の通りです」
①承認欲求をお金儲けに利用される事によって無駄な時間やお金を費やしたり、自分を傷つけたり、依存症リスクが高まる。
②マウントして何かを攻撃する事で自分が強いとか、正義であると勘違いして承認欲求を満たす人が出てくる。
③「近い意見を持つ、お互いに承認し合える集団に属する事」によって他の意見を受け付けなくなる。又、誰かに利用される集団になってしまう。
④ネット上で簡単に承認欲求が満たされる事でリアルの頑張りが疎かになってしまう。
◎ビチ
「ンンンンン。。まだ喋りたいよン。結局、ネット上に皆の奥底にある承認欲求をアピールしやすい舞台をたくさん作る事によって、ドーパミンを出させて依存させる事が私の黄金パターンなのよンー。もーダメ、もーダメ。これ以上いたらとんでもない事をバラしてしまいそン。非常用緊急脱出装置発射ぁぁ― ! !」
(いきなり脱出椅子に座って大空高く打ち上げられるビチ)
じゃあねーーーーーン❤」

◎マキ「あら、飛んでいっちゃったぁー !」
◎ハピー「ごめんなさい。この作品は何でもありなの。。。」

                            後編へつづく

大人向け【伝えたかった事】
・承認欲求、ドーパミン、依存症の資料を読むと『モヤモヤ感』がありましたが今回のnoteの再構成時にやっとこの三つのリアルな関係が見えてきました。「あっ、全部つながってんだ。『ネット内に承認欲求を満たせる様々な舞台を用意してドーパミンが分泌されるように仕向ける』その繰り返しによって依存状態に引っ張り込む。そして人をコントロールする為に意図的に使ってる誰かがいるんだろうな」って感じました。
まして経験が少なく、自己客観視出来ないGBとなるとイチコロだろうな、と。結局、承認欲求という内容も子供に理解させて、利用(極端に言うと洗脳)されないような客観視出来る視点を理解させなくてはいけないと思いました。この章の流れは後で「依存症」にもつながります。

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