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【オルタナティブ学童開設への道】人間力を磨く「人」「本」「旅」

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


昨日の子どもたちだけの旅の結末は…

結局、昨日 子どもたちは21時すぎに帰宅しました…。遅すぎ…。
とはいえ まぁ 無事でなにより!
※妻が定期的にGPSで確認していたのでむしろ安心していました。
 科学技術の進歩は私たちの子育ての不安を確実に軽減してくれています。

※ちなみに昨日の記事はこちら ↓

「ただいま~。お腹すいた~…」と
帰ってくるなり3人とも一斉にしゃべり出しました。

「帰ろうと思ったらさ~、駅まで行くゴンドラがめっちゃ混んでてさぁ~…全然進まなかった!」

私「ゴンドラが混んでて遅くなったんだね。もう少し早めによみうりランド出ればよかったんじゃない?」

「こんなに混むなんて思ってなかったし! 行きは全然空いてたのに!」
(行きが空いていれば、帰りも空いているはずって考えなんだな。単純…。)

「パパ! 5,000円じゃ全然足りなかったよ! お腹すいた! でもポテトは超うまかった!」

私「ふ~ん、3人で5,000円じゃ足りなかったんだ。いくら位あればよかったんだろうね…。とりあえず夕ご飯食べなよ。」
(きみたちがお小遣いは昼食代+αで5,000円!って決めたんだけどね、一体何に使ったの?…などと野暮なことは言いません。ふ~ん…でおしまい。)

食事中も会話は続きます。
他にでた話題は

  • スマホの充電切れを恐れ、夕方以降のヒマつぶしスマホを自粛したこと (長男は前日スマホを充電しておらず、途中で充電がなくなり若干テンパるが、長女のモバイルバッテリーに助けられる(笑))

  • 兄弟げんかが自分たちの生死(笑)を左右するため、ワガママを自粛したこと
    (長男・次男も あれがいい・こうしたいなどと意見は言うが、最終的な決定は最年長者である長女に一任)

  • おそらく3人でこんなにコミュニケーションをとったのは初めてだろうということ
    (今日の午前中は、みんなで仲良くマイクラしていました(笑))

たくさん失敗してきたのにとても楽しそうにしゃべり続ける子どもたち。
私が一緒についていっていたら多分こうはならなかっただろうな、きっと。

自分たちで行き先から遊び方、食事場所まで全て決めた満足感なのか
「とにかく超面白かった!」的な話しか出てきませんでした。

親が同伴だと「○○がめんどかった。」的な発言が出るのに
昨日の夜はそのようなネガティブ要素の混じった話題は一切なし。
「また行きたい!」と子どもたちが宣言し、夕食タイムは終了しました。

そういえば夕食時、ゲームもスマホも触らなかったな…

ということは
自分の実体験を語り、大人をビックリさせることは
ニンテンドーswitch & YouTubeより面白い
ということなのかもしれない…。
そうであると信じたい。


人間力を磨く「人」「本」「旅」とは

私はAPU学長だった出口治明さんを尊敬しています。

  • 物事を考えるうえで一番大切なことは 「タテ」「ヨコ」「算数」

  • 人間が賢くなる方法は「人」「本」「旅」

など
こんなに短い言葉で、ここまで本質的なことを伝えられる出口さんの教養力には驚きを隠せません。

「人」「本」「旅」を子どもたちの学びに取り入れるため
オルタナティブ学童には、たくさんの「本」
たくさんの「外の師匠(大人ゲスト)」をお呼びしようと思っています。

そして「旅」
「旅」要素はこれからじっくりアイディアを煮詰めていこうと思いますが、
まずは、子どもたちの住む地域の共同体のなかに求めようと思っています。

※ちなみに、2024年 4月に吉祥寺に開校したオルタナティブスクール「サイボウズの楽校」さんも、「旅」をカリキュラムに導入しているようです。


旅にはトラブルがつきものですが
私は旅先で困ったことがあった時は、あたりを見回して
信頼できそうな人を見つけて声をかけ、相談してみることにしています。

どうやって信頼できるかどうかを判断するのかと言われると
ちょっと簡単に言語化できる基準などはないのですが…
とりあえず
丁寧に対話を重ねてみて
話し方や仕草・表情・声のトーンや相槌・頷きなど
相手の一挙手一投足を確認しながら、信頼できそう!と判断しています。

とはいえ…
今日初めて会ったばかりの他者を信頼するのはたしかに難しいです。
子どもに
「困ったら、だれかに声かけて聞いてみなよ!」
ってアドバイスするのは、なかなかハードル高いよなぁ…とも思います。

しかしこれから私たちが目指していくのは、多様性を認めていく社会…
私たちは人と人との関係性の中で生きていかなければならない以上
知らない相手や考え方が違う相手とも対話し、理解しようと努力する必要があります。

そして…
たとえ理解できない・納得しきれない部分があったとしても
まずは お互いの理解しあえた部分に目を向け
相手を信じるための第一歩は、自ら踏み出せるようにしてあげたい!
その一歩目を踏み出す勇気を持つことが
「本当の自立(相互依存)」につながる。
私はそう思っています。

私はその一歩を踏み出す勇気を身に付けるためのキッカケを

我が子たちに

オルタナティブ学童「ピカイチ」に通う子どもたちに

子どもの居場所「みんなのスタバ」に通う子どもたちに

作ってあげたいと思っています。

人間が賢くなるために必要な「人」「本」「旅」

正解のない 先が読めない時代だからこそ

かわいい子には「旅」をさせよ

改めてその言葉の意味を深く考えていきたいと思いました。

究極の子育ては、地域ぐるみでの子育てからはじまる。そんな気がします。

やっぱり少しずつ「伝統回帰」していくんだろうなぁ…


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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