見出し画像

休日も最高にHAPPYに過ごすため、オルタナティブ学童+子どもの居場所事業を立ち上げる!

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

今日は
もう一つ準備しているこどもの居場所づくり事業について書いていきたいと思います。

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


土・日・祝日限定の居場所事業を立ち上げたい

私の働いている児童館という施設は、
18歳未満の子どもが自由に利用することができる児童福祉施設であり、 専門の職員(児童厚生員)を配置して、遊びを通じた子どもの健全育成活動を行う場所 です。

「児童厚生施設は、児童遊園、児童館等児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする施設とする。」

児童福祉法第40条

そんな児童館なのですが
実は…
ほとんどの施設が日曜日・祝日は休館しているのです!

私が現在働いている児童館も日・祝 休みなので、土曜日に遊びに来ている子ども達からは
「館長。何で日曜日、児童館やっていないの?」
と言われます。

もともと市役所の人が運営していてね…
市役所の人は週休2日制で働いていてね…
自治体の条例で決まっていてね…
と話したところで何の意味もありませんよね…。

現在の子どもは忙しすぎて遊ぶ時間も取れない!と言われています。

しかし…
土日の公民館や地域センター(公共施設)等のロビーには、Nintendo Swicthやスマホを持った子ども達がたくさんいて、たまに大きな声を出してしまい管理者さんから注意されながらも、一日の大半を過ごしていたりします。

また、土日に地域で子ども関連イベントを開催すれば、多くの子ども達が集まることから考えても、土・日・祝日の子どもの居場所ニーズは間違いなく高いと思います。

つまり本当は…
子ども達が一番遊びたい日に、一番遊びたい場所がやっていないだけなのではないか
ということです。

また、子育てに苦手意識を持っている保護者にとっても、日・祝に子どもの居場所がやっていることは多くのメリットがあります。

例えば…
子どもが自ら遊びに行っている間、済ませなければいけない家事や用事、雑務をする時間が確保できたり、安心して自分の時間を楽しむことができるのでストレスから解放されます。

休日の子育ては親が責任をもってするべき!

休日は子どものために、動物園や博物館などに連れていきたい!

一緒にお買い物したり、映画を観たり、おいしいご飯を食べに行ったりしたい!

それはそれで(子どもが喜んでいるなら)とても良いことですが、

「ゲームばかりしないようにどこかに連れ出さなければ!」

「休日は子どもの将来のために何かためになることをしなければならない!」


と自分で自分を追い込んでしまっている保護者の方も時々見かけます。

特に小学校高学年以上になると、子どもは子ども同士で過ごすことを好むようになりますので、土・日・祝日の居場所提供は、子ども達だけでなく、子育てを頑張りすぎている保護者の負担も軽減する素晴らしい取組みだと思います。

施設運営の際に参考にしてきた施設の情報をいくつか掲載します。
b-lab《文京区》

ゆう杉並《杉並区》

中高生センタージャンプ東池袋《豊島区》

ひばりが丘児童センター《西東京市》


中高生特化型の児童センターの施設長だった4年間

実は
私も6年前までは、土・日・祝日開館している児童センターの館長でした。
下保谷児童センター《西東京市》

ここは中高生特化型児童センターで、ダンススタジオや音楽スタジオ、ライブスタジオまである東京でも最先端をいく施設でした。

小金井市にはこのような施設がないので、あったらいいな~と思います。

が…
こんな大きな規模の施設はとてもじゃないけれど作れません…。

しかし…
子どもの居場所としてはかなりハイスペックな環境になるであろうオルタナティブ学童は、土曜日学童として開所してもおそらく利用者は数名(利用条件に両親ともに就労等の条件があるため)。
そして日・祝日は閉所…。
小さい居場所なら私にも開設できるのでは…。

大先輩の箕面こどもの森学園の辻正矩さんからも、
「小さく産んで大きく育てるイメージで!」とアドバイスを頂きました。 

そう考えたら…
まだ起業もしていないし、お金もコネも大してないちっぽけな私の頭の中で
夢を語るもう一人の生意気な私が好き勝手にこう言うんです。

現場でずーっと子ども達の声を聴いてきたんだろう?
公共施設の運営委託じゃ、何年かかったって大人の価値観は覆せないから起業するって決めたんだろ?
こんなにニーズがあるのにビビッてやらない、そんなつまらない大人のままでいいのか?
お前の使命は何なんだよ?
オレならもう覚悟決めてやっちゃうけどね!
みたいに…。

これはもう
民間から、小さくてハイブリッドな児童福祉施設の未来形見せてやれ!
というお告げです(多分…)。

ということで…
土・日・祝日なら、両親の就労に関わらず遊びに来られる登録制の居場所事業、同時進行で進めていきたいと思います!


居場所のコンセプトは【こどものスタバ】

令和5年12月22日「こどもの居場所づくりに関する指針」ができました。
これにより、多様な子どもの居場所ができていくといいなと思っています。

子ども達に来てもらうためには、わかりやすいコンセプトが必要。

私が決めたコンセプトは【こどものスタバ】です。

もともとスターバックスコーヒーは、日本にサードプレイス(第三の居場所)という概念を持ち込んだ超有名企業です。

児童館を説明するときにも、サードプレイスという言葉をよく使いますが、
サードプレイスより「スタバ」のほうがリアルな居場所のイメージが湧きやすく、こども専用のスタバって、ちょっと行ってみたくなりませんか?

私より先に居場所づくり事業を開始している品川の探究横丁の探究さんも、note開始当初に「子どものスタバみたいな場所にしたい。」と語っており、「目指している方向や、コンセプトが同じですね!」
と言ったら
「きっと思考が似ているんでしょうね~!」
とお返事いただきました。

探究さん、現在着々と先進的な実践を積み重ねていっているようです。

そんなサードプレイスクリエイター探究さんの最新記事はこちら!

やっと記事にするタイミングきました! 応援しています!


また、
スタバというワードには、スタ+場という複数の意味を込めました。

・ピカイチのマークであるstar
staff 遊びを通して多面的に支援ができる優秀なスタッフがいます!
study これからの時代を自らの力で生き抜いていけるたくましい人間力を身に付けられる学習環境を提供します!
start up 起業や職業選択に関する体験活動を導入したいです!
等々ありますが、
一番重要な意味は、
スタ(sta)のコアイメージ=しっかりと立つ → 自立

つまり、子ども達が自立に向けて主体的に活動できる場所
【こどものスタバ】は、子どもの遊び場であるともに、自立を支援する場所でもあるのです。

今日はここまで!

少しずつ解像度を高めながら書いていければいいな~と思っております。

この人面白い! 私もそんな施設のスタッフになりたいなぁ~と思っている方がいらっしゃいましたら是非ともつながりを作っていきましょう!
コメントお待ちしております!

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!



家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

非認知能力を伸ばす、伴走型支援ができる優秀なスタッフが運営するオルタナティブ学童は、「託児」がメインだった今までの学童の概念を壊し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

今年度中は、小中学生年代のお子さんをお持ちの保護者様に、私の目指す理想の学童の輪郭が伝わるようnoteに書き綴っていこうと思っています。

よろしければ、応援、コメントよろしくお願いいたします!


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?