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サステナビリティが儲からないわけ 2/1

こんばんは
ここ数日の国際ニュースには目が離せません。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

よく聞くけど身近に感じない

最近は、SDGsやサステナビリティ、エシカルなどのソーシャルグッドな言葉をよく耳にしますが、横文字だらけでついていけないと感じる人も多いと思います。

サステナビリティは、持続可能という意味で、資源を消費するだけの活動ではないという風に理解するとよいと思います。聞きなじみのある言葉にすると、エコとかフェアトレードが含まれています。

そういった、社会に良いという製品が店でも見かけるようにっています。そういう商品がこれから主流といわれる中、サステナビリティ商品が身近になっている感じがありません。実際どうなのでしょうか。

2つのコンフリクトに理由が

記事の中では、調査等の結果では、サステナビリティ商品に関心を示すデータが多い中、なぜサステナビリティ商品のが売れないのかを考察しています。

記事の考察では、サステナビリティ商品を購入するまでに2つのコンフリクトが存在しているそうです。それは機能性製品の場合に機能面が劣っている印象があるという点と人間の心理的特性です。

コンフリクトというのは二律背反という意味で、サステナビリティを選択する理由と同等のそのほかの商品を選択する理由があるということです。心理的な特性とは人間が楽な方に流れるという特性です。

コストがかかるというイメージ

私も大学のレポートでアパレル業界のサステナビリティについて考えているのですが、記事にもあるようにサステナビリティにはコストがかかるという面が強く印象付けられていると思います。

実際にサステナビリティ商品を生産するのにどれほどのコストの差があるのかは製品によって変わると思います。また、サステナビリティの価値を考えると多少のコストは仕方がないのもわかります。

しかしながら、サステナビリティの製品はコストが発生しているという固定観念のせいで、サステナビリティな製品とそうでない製品が同価格で販売していた時に、サステナビリティな製品の方が劣っているように感ます。

買う気が起きない理由

また、アンケートでサステナビリティな製品を支持することは簡単ですが、実際の生活にサステナビリティな製品を組み込むのは難しいというのは理解できます。

心では、環境に良い製品が良いと分かっていても貯金が厳しくなると安い大量生産型の商品を買ってしまいます。また、サステナビリティに関連する言葉が世の中にあふれているというのもあります。

サステナビリティや環境に良いと宣伝する商品が増え続け、どの製品がどれだけ社会に良い影響を与えるのかわからず、まるで怪しい売り文句にも感じる人もいるかもしれません。

どうすればいいのか

サステナビリティ製品の需要を増やすためには、製品自体のサステナビリティ以外の価値を高めたり、アピールすることが重要だと思っています。サステナビリティ抜きで価値のある製品でなければなりません。

そして、サステナビリティをアピールするのであれば、記事にもあるように誰にでもわかりやすいようにその効果を訴求する必要があると思います。サステナビリティはこの先、必要不可欠だからこそです。


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