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【社員インタビュー】Web3業界経験者が語る!グローバルスタンダードなウォレットを提供するGincoで働く魅力とは

こんにちは、『経済のめぐりをかえていく』をビジョンに掲げるGincoの採用担当です!Gincoでは実際どんな仕事をしているの?Web3に挑戦した理由は?やりがいは?など、社員インタビューを通じてお届けします。

第2回は、2023年にGincoに転職した飯島さんへのインタビューです。飯島さんは前職もWeb3業界で、なぜ同業界の中でもGincoを選んだのか、この業界で働く大変さや面白さなどを伺いました。業界経験者もそうでない方もぜひお読みください。

経歴
アメリカの大学を卒業し、新卒から数年間現地のテレコムベンチャーで働いたのちに帰国。帰国後は主に投資銀行などで計約18年間外国為替の電子取引ビジネスの営業や責任者を歴任。2021年に某暗号資産交換所へ転職をしBizDev&セールス責任者として、主にB2Bビジネスの促進や、新規サービスの構想、新プラットフォームの立ち上げ等に従事。その後2023年にGincoに入社し、ウォレットセールス・マーケティングチームの責任者として、主軸プロダクトであるGinco Enterprise Wallet(GEW)を提供する営業チームをまとめ、新しいプロダクトとサービスの構築や新規市場開拓、プロダクトや企業のブランド価値向上に取り組む。


波に乗り遅れるな!Web3業界経験者だから見えたGincoの魅力

まずは当社に入社した理由や、Gincoで働くことの魅力について教えてください。

まず転職しようと思った1つのきっかけは、暗号資産取引ビジネスを始めとしたWeb3事業の成功には、しっかりしたガバナンス体制と地に足の着いたビジネスモデルが重要であると感じたからです。
その点でGincoは、ガバナンス体制とビジネスモデルへの重要性を強く理解している企業だと感じました。というのも、暗号資産等のデジタルアセット(※1)を取り扱う上で、ウォレット(※2)は欠かせない重要な要素ですが、当社のGinco Enterprise Wallet(GEW)は確立されたセキュリティーの仕組みと、暗号資産取引所や大手金融機関など金融事業者が必要とする機能を兼ね備えており、業界での実績もあります。グローバルなWeb3市場の中で最も厳しいと言われる日本の規制に準拠するようにプロダクト設計しているため、世界のお手本となるサービスになり得ると感じたことが入社した大きな理由です。

当社は創業者を筆頭にWeb3に熱意を持ったメンバーが数多く集まっており、成長真っ只中の企業です。マーケット全体の成長スピードとも相まって、特等席で様々な新しいWeb3の取り組みに触れたり、実際に関わることができたりすることが魅力だと思います。

用語説明
(※1)デジタルアセット:Web3.0では狭義には暗号資産を意味するが、それだけでなく資産価値のある全てのデジタルデータのことを指す。暗号資産やNFT、セキュリティー・トークンなどのデジタル証券、ユーティリティ・トークンなどのデジタル利用権利など。
(※2)ウォレット:ブロックチェーン上で暗号資産の取引などを行うために使用するアプリケーション。デジタルアセットの管理などに使われる。

なぜWeb3業界に挑戦しようと思ったのでしょうか。また、この業界で働くことの面白さや大変さを教えてください。

銀行時代に従事していた外国為替ビジネスでは日々取引内容の確認、修正などが一定数行われています。決済の確認をするまでの工程が遅れることなどによりオペレーションコストが高くなったり、また関与する人間も必然的に多くなるためミスも増えたり、さらには時間も余分にかかったりします。
ブロックチェーンはこれらの課題を解決することができ、更に私たちの生活を便利にしてくれる無限の可能性があると思ったことが挑戦しようと思った理由の1つです。

また不確定要素も多い業界のため最初は不安もありましたが、迷っている間にも世界中にその可能性を信じて事業を進めている人々がいて、確実に前に進んでいると思ったので、その波に乗り遅れないようにしたいと思いました。

またWeb3という新しい領域では、前例のないユースケースにも触れることができます。実際に何かを作り出していくこと、そして創り出したものが社会に貢献できるものであることを最前線で感じる面白さがあります。
一方、動きの速い業界なので、トレンドが変わったり、新しい技術や仕組みが日々発明されていて、常に最先端の情報を追い続けることはそれなりに大変です。ただこの業界に関わる皆さんはWeb3業界をもっと発展させていきたいという思いも強くあり、情報を共有し、お互いに協力しあえる関係にあります。なので業界にいると情報も自然に入ってくることが多いと思います。

米国最大級のweb3カンファレンスの日本版『DCENTRAL Tokyo』で『The Future of Finance through Decentralization』に登壇

新機能やサービスの立ち上げ。目まぐるしく変化するトレンドに合わせたチャレンジ

現在、担当している業務や課題、やりがいを教えてください。

Gincoの主軸サービスであるGEWを始めとしたウォレットサービスの営業チームをまとめています。サービスを更に便利で使いやすくしていくと共に、ウォレットに付随する新しいサービスや業界の連携なども手掛けています。今後、ゲーム・エンタメを始め、通信・交通など様々な一般事業者がWeb3の取り組みをスタートしたり、加速させたりすることが想定される中、GEWのような金融事業者向けのウォレットではなく、もっとライトに導入していただけるような一般事業者向けウォレットを現在、開発中です。

また、主に金融事業者向けのサービスとして、昨年末にはステーキング機能(※3)をリリースしました。この機能は、金融事業者にも注目されています。例えば、資産運用サービスでも安心かつ便利に使っていただける機能のため、銀行に預金している感覚で、それよりも高い利回りを提供できる可能性があります。他にも、ブロックチェーンプロトコル事業者など様々なWeb3事業者とのパートナーシップによる新しいサービスの拡張も常に模索しています。

課題としては、チームとしてやるべきこと、やりたいことが常にある中で、効率よく、より多くの成果を生み出せる環境を構築しなければならないことです。そのためにも、裁量権を持てる現状の環境の中で1人1人がさらにより良い方法をスピード感をもって取捨選択しながら進むことはもちろん、より大きな可能性を追求するために、人員の拡充も重要であると感じています。

成長著しい業界の中で、ブロックチェーンを活用した取り組みに携わり、その中で実際に自らの貢献によって世の中を変えていける可能性があるという意味で、大きなやりがいを感じています。会社が業界と共に成長を続ける中で、自身も組織の中での重要な存在として成長していけるチャンスがあります。

用語説明
(※3)ステーキング機能:暗号資産による資産運用方法の一つ。暗号資産の保有者は株式の配当(優待)のような所得を得る仕組み。

リモートワークの恩恵。海外チームと連携しグローバル展開も

新しいサービスを作っていく上で、他のチームとのコラボレーションの機会や、チームの文化について教えてください。

私は常にチームワークを大切にしているので、定期的なチームミーティングの実施や、リモートワーク環境でも、必要があればすぐにオンラインで連絡を取り合い、情報共有や認識のすり合わせをするよう心がけています。
自分のチームで一番重要視している価値観は「情報の共有、お互いへのリスペクト&協力」です。チームとして仕事をしていく上で、お互いの考えを尊重し、ストレートに意見を言い合うことが結果的にチームワークを作り、パフォーマンスを上げていくことができると考えています。チームの平均年齢は低く、私だけ頭一つ抜けてしまっているのですが(笑)、仕事の相談はもちろん、プライベートのことも含め自由にディスカッションができるような風通しが良い環境になるよう、私自身が見本となるべく日々心がけています。

他のチームの連携に関しては、例えばグローバルチームとは、プロダクトを海外展開していく上でのナレッジや案件情報の共有、新規クライアントを獲得するために協力をしています。広報チームとは新サービスや新しい取り組みに関するプレスリリースの発信、および主催、共催イベント等の準備や運営など、様々な取り組みでコラボレーションもしています。

また、開発メンバーとのコミュニケーションもとてもとりやすいと感じています。
特に我々のチームは技術に関して確認することも多いんです。例えばステーキング機能で通貨毎にステーキング報酬を受け取る際、技術的にどのように異なるかなどの細かい質問にも開発者ではなくても理解できるように工夫して回答してくれます。

リモートワークでの働き方についてはいかがですか?

リモートワークは、最近では珍しい事ではないと思いますが、そのためのツールも整っていますし、リモートでできない業務は基本的にはないと思っています。リモートワークによって、より効率的な働き方ができると感じていますし、社員が各々のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能であると感じています。
例えば私の場合だと通勤時間が長いので、移動時間を仕事に充てたり、集中して取り組みたい作業は夜の時間帯を活用したりするなど、働く時間を比較的自由にコントロールしています。
リモートワークをしている日は子供の習い事のお迎えにも行けますし、学校が長期休みに入った際に家にいることも出来るので、家族の予定に臨機応変に対応することができるのはありがたいですね。リモートワークを活用できることは、より効率的な働き方ができると感じており、必要に応じて出社もでき、それぞれの社員が柔軟な働き方を選択できていると思います。

Web3業界で大きく広がるキャリアの可能性!柔軟性をもって挑戦しよう!

最後に、Web3業界へ挑戦を考えている候補者の皆さんへメッセージをお願いします。

Web3業界は成長真っ只中で、確実に市場活性化の動きが出てきています。例えば、暗号資産取引を始め、NFT(※4)もアップダウンがありますが、2023年後半から2024年前半にかけて、国内ではステーブルコイン(※5)の法規制が明確化されたり、アメリカで初めてビットコイン現物ETF(※6)が承認されたりするなどの動きもありました。RWA(Real World Asset) (※7)市場の盛り上がりもあり、今後、、世の中の様々なものがデジタルアセットとして取り扱われていくことは間違いないと考えています。その中で、デジタルアセットが普及していくために必要となる重要な機能が、私のチームで担当しているウォレットです。自分たちが携わっているものが社会を変革させる一助になっていることを体感できると思います。

自分自身の仕事への考えもお伝えすると、キャリアパスというのは本来自身の取り組みや努力の結果であり、後からついてくるものであると考えています。Web3業界という新しい環境では、不確定な要素も多いですが、今置かれた立場、取り組んでいることが必ず将来に活かされると信じて、目の前にある仕事に柔軟な姿勢で挑戦することをおすすめします!

まだまだ業界が新しいからこそ今後のキャリアは無限大の可能性を秘めています。この業界、この会社で築くキャリアは自分自身の手で自由に切り開いていくことができ、「1+1=2」ではなく、10にも100にもなり得ると感じています。

Web3に興味があり、Web3の将来性に共感をしていただける方をはじめ、世の中を変えていくために新たなチャレンジをしたい、自らの可能性を広げてみたいという方はWeb3の経験を問わず、まずはカジュアル面談からお話しましょう!

用語説明
(※4)NFT:「非代替性トークン」偽造できない鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことで、アートや音楽、ゲームなどに活用されている。
(※5)ステーブルコイン:価格の安定性を実現するように設計された暗号資産のこと。暗号資産は、裏付け資産がないため価格変動が激しく、決済手段としての活用が進んでいないことから、実用性を高めるために設計された。
(※6)ビットコイン現物ETF:ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(ETF)のこと。 アメリカでは、証券会社の証券口座を通じて暗号資産であるビットコインの売買が可能に。
(※7)RWA(Real World Asset) :現実世界に存在する資産を裏付け資産に持つブロックチェーン上のトークンのことを指す。現実世界に存在する資産の例としては、円やドルなどの法定通貨、株式や債券、家や土地などの不動産、アート作品等が挙げられる。

以上、飯島さんのインタビューでした。
Gincoが少しでも気になった方は、ぜひ、どんな職種で募集しているのかご覧ください。ご興味があればカジュアル面談でお話しましょう。お気軽にご応募ください👇お待ちしています!