前回の記事を夜に読み返したら
いろんな気持ちが浮かんできたから
そんな心を私にくれた人たちについて
もうちょっと書いてみることにした

私の今まで生きてきた人生において
『心の支えだった人』と
『立ち直らせてくれた人』と
『愛を教えてくれた人』と
『期待しないことを教えてくれた人』
…そんな人たちのこと

このシリーズラストは
『期待しないことを教えてくれた人』について

期待しないことを教えてくれた人

私はいつも無意識に人に期待をしてしまう
きっとだれもが人に期待をしてしまうんだと思う

幼少期に子供らしくあれと期待されたように
学校でいい成績をとっていい生徒であることを期待され
その期待に答えないといけない子供時代

その時の感覚から大人になっても抜け出せないまま

人に期待すると
その期待に答えてもらえない時に
その人に対して怒りがうまれて
ストレスが溜まる

勝手に期待したのは自分なのに

自分も期待されたい
その期待に答えたい
だから人にも期待するし
その期待に答えてほしいと思う
思ってしまう

そんな自分勝手な期待はどこに行くんだろう

誰にも拾われないまま
私自身にも消化しきれないまま
勝手に生まれて消えていくだけ

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勝手に期待して
勝手に怒ってしまう
そんな自分が嫌だった

だからきっと、惹かれたんだ

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誰にも興味がなさそうで
自分のペースで生きていて
それでもやっぱりちょっと不器用で

誰にも興味なさそうだから
全然話しかけにも行かなかったし
話していても気が休まらなかった

この人は自分のことを
対してなんとも思ってないとわかっていても
他人の目を気にしない彼に
嫌われたくはなかったんだと思う

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そんな彼と過ごした3年間で
『期待しない』ということを学んだ

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人は変われない
変わりたいと本気で思わないと変われない
だから他人を変えようとか
この人は彼氏だからこうしてくれる
この人は上司だからこうしてくれる
そんな勝手な期待とか
自分勝手な気持ちでしかなかった

人生初めての同棲をして
たくさんのうまく行かないことがあって

その度に相手を責めてしまったり
変わってほしいと願ってしまたけれど

一番変わりたかったのは、私だった

彼との生活は
誰かに何かを期待していく人生を
根本から覆してくれた

3年もかかっちゃったけど
出会えてよかったし
たくさん泣いたけど
一緒にいれて楽しかった

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今でも期待することばかりだけど
自分本位の期待をしないようになってきた

また少し、大人になれたかな