見出し画像

ビジネスルールvol.8 初対面を制する者は、ビジネスを制する! ビジネスで名刺を集めるだけでは「次のチャンス」はありません

※本記事は『Precious10月号別冊付録』(2016年)、Precious.jpに掲載された
日野江都子の寄稿記事からの転載です。

会った瞬間「ダメな人」の烙印を押されないために

特にビジネスにおいて、初対面でのふるまいは非常に重要です。本当は仕事ができるのに、知識や配慮の不足で過小評価されてはもったいない。初対面を制する者は、ビジネスを制するのです!

大切なのは「名刺集め」ではなく、相手と過ごす時間の充実度

日本と欧米のビジネスシーンで最も大きなギャップがあるもののひとつが、名刺。欧米ではいきなり名刺交換、ということはほとんどなく、まずは握手と挨拶。名刺を出すならその後で、訪問した人が相手側の出方に従います。挨拶後すぐに会話や商談となった場合は、終了してから名刺交換を申し出てもOK。

日本での名刺は大切なビジネスツールであることは承知のうえで、あえて強調したいのは、「名刺をもらうこと、集めること」に時間を費やすよりも、相手と意義ある会話をすることのほうが大切なのでは?ということ。パーティーなどで相手の食事中に名刺交換をお願いするようなマナー違反をすれば、たとえ名刺が手に入っても、「次の機会」はありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?