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2020年のフィットネストレンドは「ホーム・ジム」 在宅勤務は当たり前

コロナウイルス などどこ吹く風な感じでいた昨年末、クライアントからの依頼案件に関連して、欧米での美容の流行リサーチしていた時に、流れで分析したのが、2020年フィットネス・トレンド先読み。

その中にあった、とあるキーワードが非常に気になっていた。

年が明けて1月末、クライアントのNY視察旅行アテンドの際にも、それを含めた場所の案内や体験をしてもらったのだが、まさかここにきてコロナウイルス の影響から、そのトレンドが一気に現実感を増すとは・・・。

そのトレンド・キーワードの一つというのが「Home Gym(ホーム・ジム)」。自宅でトレーニング。

「そんなの昔からある」というなかれ。昔のものはビデオやDVD、最近ではネット上でそのサービスを購入するものなど様々ある。しかし、それらはHome Excirscise であり、Home Gymとは言えないのではないだろうか。

このホーム・ジム、現在この2社が頑張っているように見受けられる。

まずはMIRROR

一件大きく素敵な姿見。しかし、その実態は、沢山の種類のトレーニングプログラムが搭載された機械なのだ。トレーニングの種類ごとに難しさのレベルも数段階の中から選ぶことはでき、トレーニングしたい時間の長さも決められる。トレーナーが指導するその映像は鏡の中に映し出される。

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そして、従来のネット上の映像をみながらのものとの大きな違いは、自分の姿を映し出しながらトレーニングができること。
また、同時間に同じトレーニングを実施している人の人数が数字で表示される機能がついており、SNS的レベルのつながりが、一人自宅でトレーニングというのと違う感覚にさせる。
トレーニングに際しての心拍数や消費カロリーなどもデータとして記録されるので、自分の体の管理もできるわけだ。
そして、一人だけしか使えないものではなく、家族も利用できる。

そしてもう一つがTONAL

今年の1月にラスベガスで行われたCESに出席した際、この機械も出展しており、「やはりこれは来る」と思ったのを思い出す。
これもまた沢山のエクササイズ・プログラムが搭載されており、正面の画面にパーソナル・トレーナーが映し出されて実施する仕組み。MIRRORとは違い、自分の姿を映し出すことはできないが、様々なマシーン・トレーニングができることが大きい。それエクイプメントはパタパタっと畳むことができるので、マシーントレーニング物としては、驚くほどにコンパクト。勿論、自分のトレーニング結果は携帯アプリで管理できるようになっている。

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これら、どちらが良いとはなかなか言い切れないが、マシーントレーニングをしない・自分の姿を確認しながらトレーニングしたい(ヨガやカーディオ、ダンス系は特に)人の場合はMIRROR。マシーンは絶対、沢山のより多くのプログラムをという人の場合はTONALってところなのだろう。

筆者の個人的好みからいくと、今のところMIRRORかな。正直なところ、かなり本気で使ってみたい気持ちがムクムク。

ここしばらくの間で、日本では在宅勤務になり、家にこもってYoutubeに投稿されているトレーニングをやっている人が随分いることをSNSでも目にしている。そんな現在の日本には、うってつけの物なのではないだろうか。

アメリカなどテレワークもリモートワークも別に珍しい話ではなかったけれど、今回のコロナウイルス 騒ぎで、日本の会社と会社での働き方は強制的に変わることになり、今後もそういう傾向は高まってくだろう。そのような時、自己管理の一つとして体の管理が大事になり、それをしやすくする一つのツールが、これらMIRRORやTONALになるのかもしれない。

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