先日スリランカに行った際にスリランカ版Uber「PickMe」を利用してみました。 

スリランカでもUberが使えますが、料金的にも安く、広範囲で使える現地の配車アプリ「PickMe」の方が重宝します。

タクシーはもちろん東南アジアでよく見かけるトゥクトゥクも配車可能なので、タクシー移動より旅感を得られる&コストが抑えられるのでおすすめです。

料金の交渉もしなくて済むし、ぼったくられる心配もなくなります。基本的な使い方はUberと同じなのでそんなに難しい事はありません。

ただ、乗車前・乗車中・乗車後とそれぞれ注意点がありますので現地でトラブらないように事前に知っておくと安心です。 

会員登録

アプリをダウンロードしたら、まずは会員登録をします。

電話番号を入力し、SMSで送られてくる認証番号をアプリに入力すると登録出来ます。しかし、2018年9月時点では なぜか日本の電話番号だと登録できませんでした。

システム的には対応しているはずなのに 何度やってもSMSが送られて来ませんでした、、、その場合はスリランカの空港で現地SIMを手に入れてから現地の番号で登録してください。

あとはクレジットカードを登録すれば準備完了です。

現金払いにも対応しているのでクレジットカードの登録は任意ですが、現金だと「お釣りがない」とか「チップをくれ」とか色々言い出すドライバーもいるので、持っている方は登録しておいた方がベターです。

配車

あとは、GPSをオンにして行き先を入力するか地図上で選択するだけです。 すると現在地から近くにいるドライバーから順に自動的にリクエストされます。

ドライバーが承認するとマッチングが成立し、ドライバーの情報と車のナンバーが表示されます。 あとはアプリでドライバーの位置情報を確認しながら迎えに来てくれるのを待つだけ。

と安心したのですが、ここで乗車前の注意点です。

多くのドライバーがマッチング直後に電話をかけてきて、電話に出ないとキャンセルされることが多いです。

なので空港で現地SIMを入手する際は、少ない容量で構わないので通話料が少し付いているものを選ぶと安心です。

日本の番号でユーザー登録できた方も通話可能な状態にしておくと良いと思います。

ドライバーが現在地すぐ近くにいる場合は、電話なしで迎えに来てくれることもありましたが稀でした。

乗車

アプリ上に表示されているナンバーの車が来たら、いよいよ乗車です。

ドライバー側のアプリはGoogleマップと連携しているのでワンタップでナビがスタートします。 なので故意に遠回りをしない限りはぼったくられることはありません。

が、ここで乗車中の注意点です。

料金は距離に応じて加算されるようなので、ドライバーが道を間違えるとその分 料金は加算されてしまいます。 必ずアプリでタクシーの現在地を確認しておきましょう。

私も、ドライバーがGoogleマップのナビを使っていることに安心してアプリを見ていなかったことがあったのですが、全然着かないので確認すると 元の経路から逸れた所にいたことがありました。

ドライバーに確認すると、道を間違ったと、、、

こんな場合もアプリ上の料金は加算されてしまいますので、自身でも気をつけましょう。

支払い

そして目的地に到着したら最後の注意点です。

必ずドライバーが到着ボタンを押して料金が確定したのを確認してから下車して下さい。 ドライバーがボタンを押さないと降りた後も料金は加算され続けます。

万が一、料金が未確定のまま下車してしまった場合は、急いで支払い手段をクレジットカードから現金に変更して下さい。 ドライバーが確定ボタンを押す前であれば支払い手段の変更ができます。

アプリ内の問い合わせから事後に返金相談をするのも面倒なので、ここだけは気をつけてください。

ここからは余談ですが、下車時に「俺はクレジットカードを受け付けてないから現金にしてくれ」と言ってきたドライバーが1人だけいました。

出国直前で現金を使い切っており本当に持ち合わせがなかったのですが、中々信じてもらえず「クレジットだと俺が手数料とられてしまうだろ」と少し怒り気味でした、、、

その場では「ごめんなさいね」と言って渋々承認してもらったものの、アプリの規約上はクレジット払いで全く問題ないはずなので、少し不快な気持ちに。

申し訳ありませんが、ドライバーのレーティングに少しその気持ちを反映させて頂きました。笑

まとめ

①ドライバーからの電話が繋がる環境を用意しておくこと

②乗車中は現在地を確認しておくこと

③料金が確定したことを確認してから下車すること

あえて注意点にフォーカスしましたが、この３点に注意して「PickMe」を使いこなせばスリランカの広い範囲で快適に旅ができるので、皆さんもぜひ使ってみてください！