【図解編3:「囲み」を学ぶ(後編)】
図解マガジンの過去の投稿は上記リンクに入れています。
日本の工場で実績を積んだ流星は、若手ながら半年間の長期出張で技術・製造管理教育のため東南アジア海外子会社の工場にいっています。流星はそこそこ英語はできるのですが、現場になかなか指示が伝わらないようです。そんな時、日本にいる上司の正輝からZOOMで連絡を受けます。そこで、意図や考えを伝える術として図解を学んでいきます。今回は下記の日高由美子氏の「なんでも図解」の内容に沿って進めていきます。前回と今回は本の中での第一章(1日目)の「囲み」について学んでいきます。
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◆吹き出し
👨;おはよう。引き続き「囲み」について学んでいこう。次は「補足」や「セリフ」を表現する吹き出しだ。吹き出しには、人物の発言だけでなく、説明を加える役目もあるんだ。
👱;要所、要所で効いてきますね。
👨;下記のイメージ
こんなお題がある。
打ち上げ増加の方法には、新規顧客獲得と顧客単価の上昇と流出顧客の防止がある。(既存顧客に対する活動である、顧客単価の上昇や防止の方が効果がでやすい)
👱:なるほど、ポイントがわかりやすいですね。
◆線の違いで分かりやすく
👨;これまでほとんど図は、実践で囲んできたけど点線や二重線を使っていくとさらにわかりやすい。
👱;なるほど。わかりやすい。
👨;本に載っているお題は下記だ。
「直営店舗」「フランチャイズ」「ボランタリー」の三つだがボランタリー販売は現状未定である。
👱:点線だとイメージが湧きやすいですね。パット見てわかる、それが大事ですもんね。
◆本章まとめ
👨;ここまでで、第一章が終わりだ。この章のポイントは下記だ。
‐図解には囲み、矢印、人という。3大ツールがある。
‐囲みでテキストを図形化する(項目を書いて囲むだけでそれなりに絵になる)
‐丸と四角を使い分ける。(かっちりしたものを四角に、概念的なものを丸に)
‐囲みの必須技術、包含を認識する。(何が何に含まれていて含まれていないかを見えるように)
‐吹き出しを活用する。(セリフや補足を構造の中に入れてい)
‐線の違いで分かりやすく(強調や補足を二重線と点線で表現していく)
👱;はい。ただ、図化する前に自分でこの部分を強調したいとかここを補足したいという想いというか考えがはっきりしていないと図解はいずれにしろできないですね。
👨;その通り、即興の時って意思決定の連続だと思うよ。その意思決定の精度が高まると良い図解になっていくじゃないかな。練習あるのみだね。次回は2章に入っていこう。
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前回と今回で「囲み」について練習してきました。書籍の1章(本の中では1日目)はこれで終了です。書いてみると結構面白いものです。次回は2章に入り三大ツールの一つ、「矢印」の学習に入っていこうと思います。この投稿をしながら私自身すごく勉強になっていますね。この本は、本当に素晴らしい教材だと思いますので手元に1冊おいておくのは損ではないと思います。
*下記の固定記事に、このnoteのコンセプト、これまで解説してきた書籍(マガジン)のリンクを載せています。
これまでの各マガジンの一覧と位置づけの一覧は下記です。
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