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ボルシチ レシピ大公開!!〜ロシア系エストニア人直伝〜

ロシア料理として有名なボルシチ
私調べたんですけど、正しくはボルシチはウクライナ語だそうですが。
最近では日本でもよく食べられるビーツを使った、真っ赤なスープ。

「奇跡の野菜」「食べる輸血」と言われるくらい栄養が豊富なビーツ。
ヨーロッパでは、昔から健康に良い野菜として知られているそう。
砂糖と同じ原料となる甜菜と同じ仲間で、根菜としてはかなりの甘さがあり、ビーツの赤い色の色素に、高い抗酸化作用があるそうです。
Precious.jpより
https://precious.jp/articles/-/3423

レストランのシェフとして働いていたエストニアの友人に、ボルシチの作り方を教えてもらいました。
日本のスープの作り方とはまた違っていて、とても興味深かったことと、このボルシチが美味しかったので、レシピを公開したいと思います◎

ちなみに、料理教室のような場所で教えてもらってないのと、分量も適当だったので、私なりに作りやすいようにアレンジしました。

ボルシチ 材料(5人分)

ビーツ(小ぶり)5個
人参 1本
白ネギ 10cmほど
キャベツ 1/4個
にんにく 4かけ
トマトペースト 大4 (ホールトマトなら1/2缶)
きゅうりのピクルス 2本
じゃがいも 2個
ローリエ 4枚
パセリ 適量
ディル 適量(生でも乾燥でも可)
コンソメスープの素 2個
水 1カップと1L
塩・コショウ 適量(味を整えるだけ)
オリーブオイル 適量

(1)生の場合、ビーツを皮付きのままオーブンへ、200℃
   爪楊枝で柔らかくなったか確認。
   (茹でているものなら、そのまま。)

(2)キャベツは千切り、白ネギ、人参は小さく切る。
   にんにくはみじん切りしておく。

(3)フライパンにキャベツ、白ネギ、人参をオリーブオイルで炒める。

(4)にんにくも入れて炒める。

(5)全体的にしんなりしたら、ローリエを入れて炒める。

(6)トマトペーストを入れる。

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(7)そこへ1カップの水を入れる。火を弱める。

(8)細かく切ったきゅうりのピクルスを入れる。

(9)鍋に移し替え、水1Lを加える。

(10)じゃがいもを小さく角切りにして入れる。

(11)コンソメスープの素を入れる。

(12)ビーツをオーブンから出し、皮をむく。

(13)ビーツをグレーターなどで細かくしてから入れる。

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(14)パセリ、ディルを細かく刻んで入れる。

(15)30分ほど弱火で煮込む。

(16)塩、コショウで味を整えて、完成!!

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日本では、スープを作る時は昆布やカツオなどで出汁を取りますが、エストニアでは出汁文化はなく、固形スープの素を使用するのがほとんどだそう。
でも、化学調味料を使用していないオーガニックものや、vegetarianの人のためのものも簡単にスーパーで手に入ります。

固形スープの素を使うことは、とても手軽で良いと思います。しかし、昆布やカツオ、アゴだしや干し椎茸など、それぞれの家庭によって様々な味がある日本の出汁文化は、世界に誇れるものだと改めて感じました。

こちらでは生のディルが簡単に手に入り、香りが高く、いろんなスープやサラダに入れるだけで、普段の味から外国テイストに変わります。もちろん、乾燥のものでも👍


日本でも作れると思いますので、ぜひ皆さんも試してみてください◎

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