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2023年振り返りと、2024年に向けて

2023年振り返り

今年は思ったより動けなかった、という悔しい年の瀬です。よく生きた偉い!という気持ちと、いやもっとできることあるだろうと力不足も感じています。こう書くとネガティブな感じになっちゃいそうですが、これがありのまま感じているところです。まずは、これを率直に受け止められるのってすごいことだなと、これ自体が大きい収穫のように思います。

去年の暮れに3年ほど続けた生き方テラコヤという自己理解と対話のオンラインスクールを、対人支援職向けにピボットさせました。

特に対人支援職向けにしていたわけでもないのに人に関わる福祉、教育、医療関係のユーザーが多かったためです。なぜなのか?調べてみると、対人支援職は特にバーンアウトが起きやすいことが原因としてありました。

そのため「自身の精神的疲労に気づき、セルフケアする意味での自己対話力(ストレス管理)」や「自身のやりがいに気づき小さな範囲でもアクションを行う体験」を行うのを無意識的に予防や対処として自己理解と対話を学ぶニーズにつながっていることがわかってきました。


ケースバイケースな対応や他業種連携が求められるなかで手に負えない状況が起こることが当たり前、性格的にも優しい方が多く、かつ仕事柄的にも他者優先になりやすいのでつい、自分のケアが後回しになってしまいます。自分を大切にしてね、優先してね、と言われてもその実践がかなり難しいことは元当事者としても納得でした。

となると、"セルフケアの能力開発をすることで、支援職として健やかに仕事をすることが可能なのでは?"という仮説に至り、この1月からは個人向けにセルフケアの学びと実践の講座とピアサポートコミュニティを行いました。このサービス効果は十分にありました。

ただ、バーンアウトしかけている、またはそこから復帰した人からのニーズに留まりました。自分の中ではもう少し予防的なところにアプローチしたいのに、という不一致感とどうすれば?という疑問が出始めました。

それは「対人支援職のケアを常識にしたい」という言葉にまとめられたのがこの9月でした。ずっとそんなような事は口走ってた気がするのですが、自分の中でようやく肚落ちするまでに時間がかかってしまいました。


対人支援職のケアを「常識に」したい

支える人のケアはまだまだ"あったらいいよね"という距離感なのではないかと思っています、「常識に」したいと考えています。どうしたらその意識になることができるのだろう?と考えています。ケアを強要するという事でもなく、ただそうすべきだよ、と思える空気があったらと。

そんなわけで、支援現場のプロであり同じ価値観を持つコーチを募ってチームを編集し直し、12月に再出発しました!

チームは意図せず、医療・福祉・介護・教育・人道支援の現場経験も長くあり、思いも同じくするコーチに集ってもらいました。SNS公募でしたが、みなさんの職歴、専門に偏りどころか被りもなく、広がりがあってとてもとても、テンションが上がりました!


2024年に向けて

2024年は法人向けのコーチングサービス提供と、各地での対人支援者向けピアサポート会を実現したいなあと考えています。考えきれてない所はたくさんありますが、また年始から焦らず、落ち着いて、のびやかに、真剣に、やりたいと思います。あとは自分がバーンアウトしないこと!

適宜色んな方の協力やお力もうまく借りて(どちらかというと委ねすぎてしまうのでそこも気をつけつつ)、やっていきたいと思いますので、よろしくお願いします!


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