【2023読書】No.6『日本はアメリカの植民地である―沖縄からみた非独立国家・日本と日米同盟の真実』
本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣です。
2023年も引き続き、500冊を目安に読んでいく予定です。
そんな2023年6冊目の読書は、
『日本はアメリカの植民地である―沖縄からみた非独立国家・日本と日米同盟の真実』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
Kindle Unlimitedで物色中、
興味を引くタイトルの本を見つけたので、読んでみました。
読んだ感想
日本は、アメリカの属国である。
日本は、アメリカの植民地である。
これは、もう事実です。
日本は戦後、アメリカの支配下になり、今もなお属国のままです。
日本国憲法より、上位に日米地位協定があるから。
主権なき国家、日本。
改憲論の前に見直すべきは、日米地位協定です。
日米地位協定と日米安保条約、そしてサンフランシスコ講和条約。
この3つを理解せずして、日本の問題は理解できません。
日本に主権はなく、戦後77年経っても、アメリカの属国です。
そして、沖縄(琉球国)は、日本の属国と言ってもいい。
沖縄の歴史を振り返れば、
琉球王国時代に、薩摩の侵略があり、支配されました。
琉球国(沖縄)は、薩摩藩の植民地となりました。
明治政府が誕生後、廃藩置県が行われ、
琉球国は、沖縄県として日本に組み込まれました(琉球処分)
薩摩藩による奴隷解放の瞬間とも言えるかもしれません。
沖縄戦後、アメリカに占領され、
サンフランシスコ講和条約により、日本国政府に見捨てられ、
占領状態が1972年まで続きました。
本土復帰を果たし、米軍による奴隷解放の瞬間とも言えるかもしれません。
ですが占領支配中に作られた米軍基地はそのまま残り、
日本の国土面積の約0.6%しかない沖縄県内に、
今もなお、全国の約70%の米軍基地が集中しています。
アメリカによる支配は、サンフランシスコ講和条約、日米地位協定、日米安保条約に基づき、現在もなお続いています。
「幕府→薩摩→琉球」という構造は、
「アメリカ→日本→沖縄」と全く一緒と言っていい。
日本は、アメリカの植民地である。
沖縄は、日本の植民地である。
アメリカの日本に対する対応と、
日本の沖縄に対する対応は、
植民地に対する扱いなんだなと捉えると、すべて納得がいきます。
基地にしろ、原発にしろ、税金にしろ、、
あらゆるシステムが、
国民の声が全く届かない。
沖縄県民の声が全く届かない。
それがすべて事実を証明しています。
すべてお上の言う通り。
主権なんて、ない。
こんな方にオススメです!
・沖縄問題に関心がある方
・逆に、関心がない方
・沖縄と日本の問題を知りたい方
・何か少しでも響いた方
・沖縄の歴史を知りたい方
・現在の政治に憤っている方
ぜひ、沖縄県外の方に読んでみていただきたいです。
こちらもどうぞ。
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