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潜在意識に気付く

おはようございます。今は朝の4時半。早い...

目が覚めてしまったので、
昨日と一昨日の土日で考えてたこと、自分の潜在意識に気付けたお話を書いていきたいと思います。


新規開拓のカフェ、での失敗

先週の木曜日あたりから何だか疲れていて、何事もやる気が起こらなかった私。
女性の月一、も関係してるんだろう。外出好きな私が珍しく、この週末はゆっくりしよう...と決めていた。

土曜日、ひたすらダラダラした。でも部屋の掃除もして、蜘蛛の巣を退治したし少し仕事もした。夕方から酒を飲み、パートナーへの夜ご飯も適当に作った。「明日は外にでも出ようかしら。1人で何しよう」とぼんやり思っていたら、彼が明日が休みだと知り「え!そうなの?じゃあ出かけよう!」と喜んでそのまま酒に溺れて寝た。

次の日、ずっと気になってたカフェへ2人で行った。案内された席は、部屋の隅の、トイレの前で今思うとちょっと臭かった。
食事も出てくるまで遅い。なのにホールの店員は暇そうにしている。また、私たちより後から注文したカップルが先に食べていて、それに気付いた私は気分を悪くした。
かなり待ってやっと食にありつけたけど、ハンバーグは固いしスープは塩辛い。サラダにかかっているドレッシングは味気ないし、茹で卵には塩をかけてほしかった...なんて、次から次へと期待はずれで心底落ち込んだし後悔した。

「来なければよかったね」などぶつぶつ彼に文句を言いながら、パートナーは私が残したご飯を食べた。聞き上手な彼にかなり愚痴った。「そんなこと言うなよ」なんて一言も言わずに、大笑いしながら聞いてくれた。私は、行ったことのないカフェで失敗するのが怖いと思ったし、このお店のせいでお金も時間も、美味しく味わえる幸せも失った、と思った。


ポジティブに敏感に、ネガティブには鈍感に。

「こうなったのは誰のせいかな」とぽつりと私が呟くと「お店のせいじゃないし、俺らのせいでもない。誰のせいでもなくてただこうなったってだけ」と彼はまとめた。

あらためて、彼が私の性格と違って有難いと思ったしこれまで5年間一緒にいて良かったと思えた。


私って何にでも敏感過ぎるからしんどい。

ポジティブなことには敏感に、でも、ネガティブに鈍感でいたいとふと思った。


映画を観て、感想


そのカフェを出て、本当は色々外出したかったけれどやっぱり家でまったりすることにした。帰宅してすぐ部屋着に着替えてベッドでゴロゴロして、お菓子を食べてNetflixで2人で弱虫ペダルのアニメの続きを笑いながら観て楽しんだ。

その後、気になってた映画『花束みたいな恋をした』を一緒に観た。彼は食いついて見てて、お!と嬉しくなり私もつい面白くて見入ってしまう。

見終わった後、私たちの付き合った当初を色々思い出した。
だいたいの結末はなんとなく分かってた。いつものように、私たちのそれぞれの感想を話し合った。

「価値観の違い、って難しいな」と彼は言う。ありきたりだなと思ったけど私もそう思うし、「いやでも綺麗にまとめすぎや…。あんなに円満にいく?」と言っていた。
だけどあの麦くんと絹ちゃんは、お互いがお互いを想ってて、だからこそすれ違って。
人生一緒に歩んでいくって難しいんだね。1人よりも2人の方が難しいんだって、そんなふうな事をオダギリジョーが言ってたけど。


幸せになる勇気


私は1人よりも2人の方が寂しくないし、好き。と思った。もちろん大変なこともある。同棲し始めはしんどくて何回も辞めたいと思った。

だけど、この秋結婚することになった。なんだかんだ不安もあるし、いや、不安しかない。楽しみがあっても不安が勝っていた。

結婚することになったのって、案外すごいことなのかもしれない。決断をした。うまくいかなかったら辞めればいい、なんて誰かは言うけど。

「私たち頑張ってるね」って気づけば私は涙を流してて、彼に寄り添っていた。
「色々求め過ぎてた」「仕事、来年からどうしようとか、子どもとか、やりたい事とかそーいうの色々ごちゃごちゃになってた。考え過ぎてた。」
昨日は何もしない土曜日を過ごしたけど、実はちゃんと今後のことを考えてたりしてた。

金曜日に仕事の来年度の意向調査表が配られたから、今後について自分と向き合って考えていた。
昨日はそれに疲れ切っていた。
ホントはどうしたいんだろ?って何回も自分に問いたし、紙に書き出した。消しカスがいっぱいになった。
吃音のことも大きい。YouTubeで聞いた、「恥ずかしい障害」というワードが頭から離れない。私は恥ずかしい障害、を持ってるんだ。でもそのワードでちょっと私を肯定できた気がする。
そうだよね、恥ずかしいよねって。

それからの今日、だった。
やりたいことが多い、多すぎる。だから勝手にこれは出来ない、も決めていた私。
素直に言うと、彼は「後悔しないようにね。応援するし。味方だよ」とぎゅっと抱きしめてくれたからわんわん泣いた。

正直、人生に諦めていたのかもしれない。
自分なんてこれから何のために生きるのか、とか結婚を控えてるのに考えたこともあったし。

だけど、今回、自分の潜在意識が見えた気がした。
ホントにしたいこと。本音。

それに気付けた。ずっと見て見ぬ振りをしていた。

ずっとよく頑張ったね、って自分を褒めた。そして、自分の隣にいる人がこんなに優しくて味方で、言葉にするのは苦手でも思いやりがあるって気付いて有り難く思った。

自分にもできる、きっと2人ならできる。
「味方だよ」「後悔しないようにね」
幼い頃、親にかけられた以来に響いた優しい言葉。

こうやって言葉にして伝えてほしかった自分がいる。
やっぱり映画っていいな。

やってみないと分からないし、やればいい。

自分の願いに耳を傾けてみると
案外幸せってすぐ近くにあるのかも、と思った。


これからも幸せになる勇気を少しずつ貯めよう。


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