会社員から個人事業主になる不安と、その払拭方法


今回は、自分がなかなか独立に踏み出せなかった理由のひとつでもある、個人事業主になる、という不安とその対策について書きたいと思います。

私は現在会社員で、そこそこ大手なので、福利厚生やボーナスがしっかりあったり、会社独自のサービスの恩恵なんかもしっかり受けて生活しています。独立する夢がなければ、ずっとここで働いていた方が良かったと思います。
今は会社員=安定、という考えも崩れつつありますが、借入をして成功するか分からないビジネスを始めるよりははるかに安定していると思います。
そんな職場を辞めて個人事業主になるという時に気がかりだったことは、その福利厚生が失われること、安定から離れることでした。
でもやると決めたからには、少しでもその不安をなくすためにどうするか考えました。

  1. 厚生年金から国民年金への移行で、将来もらえるお金の減少

  2. 傷病手当などがないので、病気などで働けなくなった時の収入の減少

1、については、65歳以降にもらえるお金を今のうちに積み立てるか否かだと思いますが、65歳まで生きてるか分からない、払った額ちゃんと受け取れるか分からないのなら、私は今持っているお金を投資などで増やしていけばいいと思う派なので、特に心配していません。

2、についてはとても不安でした。いや、進行形で不安です。(笑)
結果から言うと、保険に入ることで少しは解消しました。
まず、公庫から借入する方は団信と呼ばれる、団体信用生命保険というものに加入できます。これは家を買った方たちにもある、自分に万が一があったら家のローンが帳消しになる、というのと一緒です。団信に入っておいて、自分に万が一があった場合、公庫からの借入は帳消しになります。保険料は年払いで、金額も安めだと思います。
説明しておいてですが、私は申し込みしませんでした。自分に万が一があったときに家族に迷惑をかけるのは怖かったけど、親と相談した結果これは必要ないかなということになりました。

次に、働けなくなった時の保険と言えば、みなさん就業不能保険を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
私もそうでした。しかしあれは落とし穴があって、「60日以上働けない状態」になって初めて保険金が給付されます。約2ヶ月です。長くないですか?
私はどっちかというと、過労で倒れたりとか、短期的な働けない状態を想定していたので、ちょっと期待と違いました。
そこで代わりに入ったのは、医療保険です。入院一時金が出るやつ。保険会社によって違うと思いますが、入院一時金は日帰り入院でも保険金が出るので、私にはこれが合ってると思いました。
ただし一時金という名前の通り、入院に対して1回おりるだけなので、もし60日以上の長期的な入院になった場合は、就業不能保険のほうが月々決まった額が振り込まれるので、少しでも収入の代わりになるという安心感があると思います。

そしてもうひとつ加入したのは、がん保険です。
日本には高額医療費制度があるからがん保険は必要ないと思って考えてなかったのですが、先進医療などは自費診療になるので、どうしても高額になるらしく、30代だし、後から入ると保険料上がるし、今のうちに入っておこうかな〜というついでな感じで入りました。

そして最後に、これは節税になるのでは?という興味で加入したのが運用型の生命保険。
月々自分の決めた額を運用してもらって、利益が出てる時に解約すればお金増えててラッキー、と言う感じのものがついた生命保険です。
各種保険は確定申告の時に保険料控除が使えるので、生命保険の必要性は特に感じてないけどとりあえず入ってみました。

と言う感じで、個人的には働けなくなった時の不安は保険で少し解消したよ〜と言う話でした。
ほけんの窓口で色々聞いてみるのオススメです。
自分で調べるよりプロに聞いた方が時間の節約になりますよ〜!

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