小黒沢令子

自分のココロの深みへダイビング

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レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1976年12歳「林間学校が本当は楽しくありませんでした」  

大人の言うことをよく聞く、いわゆる「いい子」だったためか、小学生の頃から学級委員や班長など何かしらのリーダーを任されることが多くありました。 でも、「いい子」でいるということは、なかなか本音を語れず、何かしら我慢が必要だったりします。 今のレイコ(以降「レ」):学級委員とか、生徒会長候補とか、なぜかやってたよね。生徒会長にはなれなかったけど。 12歳のレイコ(以降「12」):うん。林間学校の時は班長だった。自分からやる、って手は挙げてないんだけど。 レ:行ったのは日光

    • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1971年7歳「お父さんの社員旅行で、ギャン泣きしてしまいました」 

      父親は、高度経済成長期の典型的とも言えるサラリーマンでした。集団で行く社員旅行が一般的だった時代で、家族を連れていくことも珍しくなかったようです。 週休二日制が始まる遥か前でもあり、平日は夜遅くまで残業と飲み会、日曜は疲れて寝ているか、ゴルフに行くかで、父親とどこかに出かけたという記憶は、年に一度あったかどうかでした。 小学生のわたしを社員旅行に連れて行ったのは、そんな日々の罪滅ぼし的な意味もあったのかもしれません。 その数少ない父親との接点の中で、事件は起こります。

      • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1981年17歳 「電車の中で見知らぬ高校生に『こんなブス見たことねえよ』と言われました」

        忘れもしない高校2年生の頃。朝、通学途中の電車の中での出来事。 今のレイコ(以降「レ」):あれは、なんかもうびっくりしたね。 17歳のレイコ(以降「17」)うん…学校着いて友達に話したら、「それはレイコのことを言ったんじゃないよ」って言ってくれたけど。あの時、声の方を振り向いたら知らない男の子が二人、こっちを見てたから、絶対わたしのことなんだよ。 レ:同じ高校生? 17:二人とも白シャツに黒ズボンだったから、制服だと思う。どこの高校かはわからない。同じ高校かもしれない。

        • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1969年5歳「先生に『お口の色はピンクじゃないでしょ』と言われました」

          幼稚園で、自分の顔を描いて壁に貼ることになりました。 「見たままを描いて」というキーワードが、5歳のわたしを迷路に連れていきました。 今のレイコ(以降「レ」):鏡を見ながら自分の顔を描いて、って言われたんだね。 5歳のレイコ(以降「5」):うん。見たままをかいて、って。 レ:だから、先生の言う通り、ちゃんと鏡を見て一所懸命描いた。 5:うん。 レ:でも、描き終わって先生に見せたら…。 5:「お口のいろはピンクじゃないでしょ。赤でしょ」っていわれた。 レ:えー? って感

        レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1976年12歳「林間学校が本当は楽しくありませんでした」  

        • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1971年7歳「お父さんの社員旅行で、ギャン泣きしてしまいました」 

        • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1981年17歳 「電車の中で見知らぬ高校生に『こんなブス見たことねえよ』と言われました」

        • レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1969年5歳「先生に『お口の色はピンクじゃないでしょ』と言われました」

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1981年17歳「物理化学が全然わからない」

          中学生の頃は、不得意な科目がありませんでした。少しやればわかることが多かったので、勉強も何の苦もなくやっていました。 けれども、高校生になったら、いきなり理解できない科目ばかりになりました。中学生の頃のような勉強のやり方が通用しなくなり、特に理数系はいつの間にか授業についていけなくなっていました。 今のレイコ(以降「レ」):授業、わからないよね。 17歳のレイコ(以降「17」):何をやってるのか、全然。物理なんて、高校に入学した最初のテストで、中学の時には見たことない点

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1981年17歳「物理化学が全然わからない」

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1976年12歳「エレクトーンのレッスンがキライ。めんどくさい」

          小学生の頃、週に一度、エレクトーンの個人レッスンに通っていました。 自分から習いたいと言った記憶はありません。両親がわたしに何か習い事をさせようと決め、ピアノにするかエレクトーンにするかと言われて、エレクトーンがいい、と答えたような記憶はあります。 多分、エレクトーンの方が鍵盤が軽くて、簡単そうに見えたからです。 しかし、それは全く浅はかな考えで、何かを身につけることが簡単なはずはなく、しかも、わたしには「どうしてもそれをやりたい」という情熱もなかったので、あまり真剣に練習も

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室   1976年12歳「エレクトーンのレッスンがキライ。めんどくさい」

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室 はじまりのごあいさつ

          過去の自分の困りごと、悩みごとを、過去の自分と今の自分で一緒に考えてみようと思います。 悩みを解決することは必ずしも目的ではなく、過去の自分と一緒に考えて、その困りごと、悩みごとの正体、本質を探ることで、今の自分にどんな気づきがあるかを見ていきます。 子供の頃の自分からだけでなく、大人になってからの自分からも話を聞いてみます。 今も未熟で発展途上の自分が、もっと未熟で危なっかしかった頃を思い出し、繰り返し痛みや辛さを味わいながらも、向き合って対話をしながらもう一度、自分と

          レイコの自分⇔自分 お悩み相談室 はじまりのごあいさつ