物書きの匂い

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ノート

物書きの匂い 最終話

書斎に入った私は インク、煙草、紙 幼い頃から浴び続けた 物書きの匂いに目眩が致しました ...

物書きの匂い ⑤

先生は自分好みの紫の上を育てたかったの? 竹取物語と源氏物語どっち? 雀は逃がして… お弟...

物書きの匂い ④

何方の子宮内で細胞分裂したのか どんな血液が流れているのか そんなこと、意味の無いように思...

物書きの匂い ③

先生の邸宅には 三人の恋人と二人の女中と 男の使用人が一人 お清の教育係りの梅子 後は、先生...

物書きの匂い ②

先生のお顔の色はいつもよろしくない たれだったか、棺桶の中で眠っていらした方と 近しいお色...

物書きの匂い ①

薄暗い書斎には インクの匂い 紙の上を走るペン先の音 長く細く降り続く雨に 湿った空気が部屋...