合法ロリ

物書き 心赴くまま ねぇ、セックスよりも手を繋ぎたい Twitter→ @gouhou…

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物書き 心赴くまま ねぇ、セックスよりも手を繋ぎたい Twitter→ @gouhourorir gouhourorirori@yahoo.co.jp

マガジン

  • 白練

    白き花は散り

  • 物書きの匂い

    愛と死とエロスと悲しみを詰めて、でもお涙頂戴は嫌!ハッピーエンドが嫌いな合法ロリです

最近の記事

雨の岸辺

明日は七夕ですね 全国的な記録的豪雨の様です 天の川がきっとあの日の玉川上水の如く 人喰い川になっていることでしょう 先生と私がウイスキィを呑んで 口づけを交わして 強く強く抱き合った 罪深い岸辺 来世で会えるかしら? 私はロマンチックに言いましたのに 先生はキリストだからと哀しくお笑いになって うねうねと土を削りながら流れる水 灰色のベットに二人で横たわりました とても幸せでした 修治さんの腕の強さだけが私を許してくれた

    • 生きてて幸せな人なんて居るの?

      なぜ、産まれて来た日に おめでとう と、いうのかしら? なぜ、お葬式の日に おめでとう と、いわないのかしら? 生と死は同等の苦痛であり分岐点であるのでしょう? 誕生は選べないけど、死は選べる 少し違うわ 死は「選べる」ではなく「選ぶ事も可能」 大抵の人間は、生きるのが辛くても、そう簡単に死ねない 痛みへの恐怖 死後の世界への不安 死後は全ての消滅で在って欲しい その確証がない以上恐怖は消えない 宗教は人類が創った単なる逃げ場所だから 儒教も仏教もキリスト教も 死後の世界

      • 恋の蛍 太宰治と山崎富栄

        周防色の細い紐で、脇の下辺りを固く結び 太宰氏は富栄さんの脇の下に手を通してしっかり抱きしめ、富栄さんは同氏の首を両腕でかい抱いていた。 (毎日新聞 昭和二十三年六月二十日付) 一週間という時間を掛け読み終わりました。 桜桃忌のガイドさんに勧められ帰宅時、図書館で早速借りました。 先生の死後、多くの書物がその死を飾り立て虚言を吐き良いように金の種にして来たのです。 生前の先生がそこまで考えていたかは疑問ではありますが。 富栄さんについて 芸者、玄人、知能の低い女、文学など

        • 桜桃忌 事実との対面

          2018年6月19日(火) 没70年 初めて、太宰治先生のお墓参りへ行きました。 今までもずっと行こうと想いつつ行かずに居たのは、恐かったからかもしれません。 何を恐れて居たのか行くまでは解りませんでした。 敬愛して止まない作家先生のお墓参りなのに いいえ、だからこそ目を背けて居たのです。 奥様と御子様方を遺して愛人と心中。これは誉められたことでは無いのです。美談にされる方も居るやもしれませんが、それは盲信というものです。 先生の作品に出逢ったのは高校生の国語の教科書、富嶽

        雨の岸辺

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        • 白練
          2本
        • 物書きの匂い
          6本

        記事

          桜桃忌 迷い

          先生の遺体が発見された日 そして 先生の誕生日 今年は没70年 初のお墓参りに行きます 今朝は、体調が凄く悪い 心がずんと重く黒い 行くべきではないとの警告にも感じる 身体が鉛のように重い 息苦しい 生き苦しい 沈んでいく

          桜桃忌 迷い

          桜桃忌 前日

          ねぇ先生 ねぇ先生 小説を書くって何でしょう? 命を削る繰り返し 開かなければ、傷つかないけど 開かなければ、書けはしない 生を見詰める繊細さは 死への願望を鮮明にしていく 背けて居なければいけない事を皆、知ってるの 鈍感であることの優しさ でもね そんな虚ろに呼吸をするだけなんて 死んでいるのとどう違うというのでしょう 連れて行って 先生の側に

          桜桃忌 前日

          白練 ②

          シクラメンだ 冬の凍てつく空気に密やかに咲く白いシクラメン 純潔で静かな気品ある美。 窓の外は、春が華やいで浮かれて居るのに、お屋敷の中は取り残され死滅した冬が満ちて居るのです。その静寂に相応しい人。 陽が落ちカーテンが引かれた応接間。室内灯は電笠に細かな細工のある品のあるものであったが、どこか鼈甲飴を連想させる色合いをしていた。 調度品一つ一つも高級品であろうことが、田舎者の僕でさえ解る。 下卑た成金では無い、本物のお金持ち様である。高価な家具、毛の長い絨毯、清潔感が行き

          白練 ②

          今週末は執筆に集中する!

          今週末は執筆に集中する!

          感性、繊細、せっくす、死

          出逢った日、貴方にお願いした言葉が 八ヵ月と少しで現実になった 繊細で今にも首を括りそうな演出家が 私にくれたartの恩返しがしたかった 脚本家でも役者でもない自分は何もできない 彼は孤独だった 否定から始まる苦行の生 同じ匂いがした 作品からも、彼自身からも 私たちは 太宰と富栄であり死に場所を共有したがっていた しかし玉川上水は干上がっていて カルモチンはない ベットの上で裸で抱き合い 自分の無力さを強固にした 何度、射精しても 何度、ピストンを繰り返しても 闇に溶けた喘

          感性、繊細、せっくす、死

          皆様の素晴らしい文章をゆっくり読みたいのに時間がなくてどんどん流れてしまう。。。 たくさん勉強させて頂いてます。 ありがとうございます。コメントどんどん書いていきます!宜しくお願いします。

          皆様の素晴らしい文章をゆっくり読みたいのに時間がなくてどんどん流れてしまう。。。 たくさん勉強させて頂いてます。 ありがとうございます。コメントどんどん書いていきます!宜しくお願いします。

          黒面の狐 三津田信三 読了

          注連縄 これって、【ちゅれんなわ】って何度も読んでしまう いいえ、【しめなわ】です 話に入る前に、先生の作品の漢字が難しいです。慣れるまでに何度もページを戻る。お馬鹿な合法ロリ。 ホラァとミステリは融合さてミキサに掛けると美味しくなる。 狐と美青年も相違無い 美青年とくればもう、ベーコンレタスの焼ける匂いしかしない! (腐女子偏見です) しかも、男だらけの炭鉱って(腐女子偏見です) 如何にもその様な商業誌では得られない興奮とヨダレが駆け巡る トリックも犯人もなんのその ソレ

          黒面の狐 三津田信三 読了

          合法ロリ的おべんとう

          合法ロリ的おべんとう

          白練 ①

          何に驚いたかと問われれば、僕は即座に答えるでしよう 雪仁様との初対面の時だと。 山村で生まれ育った私は、貧乏小作農家の三男であり 土に塗れ、白くない米を食し。ボロを纏って友人たちと真っ黒に日焼けしながら駆け回って遊んでいたのです。 皆、同じようなもので貧乏でありました。 奉公先が決まり、山村に似つかわしくない背広を着た田口という男の人に連れられ東京へ着いたのは、初等科を出たばかり十二歳の春。 兎に角、人が多く行き交い、御婦人方の洋装も鮮やかで目が回りました。 田口は駅の

          白練 ①

          合法ロリの構成 ①

          否定から始まる存在 それが合法ロリ 産まれて来た事が間違いで 生きてることに喜びなんてないわ 親に感謝の気持ちもない 親不孝? 死者への冒涜? 産む事と殺すことは同罪だ だから、私も罪人です でも、15歳の少女が死なないためには 男に抱かれる以外思いつかなくて 酒と煙草とセックス 生きるのは嫌だけど 死ぬのだって恐いわ だから、消えたい 何も無かったように 洗ったって洗ったて拭えやしない 手垢だらけの肉体と魂 わたしという識別はあの二人の細胞、遺伝子 それが一番の苦痛だわ

          合法ロリの構成 ①

          ロコモコもどき

          ロコモコもどき

          合法ロリの構成 基礎編

          次作の構想を練るのが幸せ、楽し! しかし、ここで問題なのが私の学のなさ 高卒でしかも馬鹿都立 本当に、高校進路って大切だと思います 私は勉強が嫌いじゃなかった 親は都立一本しか認めなかった(金銭的に) 教師は浪人を出す訳にはいかない 安全圏→推薦→交通費掛からない範囲→馬鹿都立一校 あぁ、教育格差。そこには将来がつながっていて 私は思うの。 経済的に大変ならゴムしてセックスしろよ 産まれてくる子供は悲惨だ そして、その子はやがて底辺の底辺を舐めながら 男に体を任すだけの十代を

          合法ロリの構成 基礎編