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Maqluba マクルーバ:ヨルダン ワディ・ラム砂漠

ヨルダンには砂漠でヨガをしに行った。最初、死海ヨガのイスラエルと迷ったのだけど、死海で浮かびたかったのに加えて、断然ペトラ遺跡も見たかったというのが理由。だってインディー・ジョーンズ大好き。ペトラにはいつかは行くべきでしょ!

というわけで、ワディ・ラム砂漠でベドウィンのテントに泊まって、砂漠でキャンプして、朝はヨガして、ペトラには裏門から入るというトレッキングルートで行って、最後は死海で浮かぶという、タイやインドよりは、ちょっとお高いヨガ・リトリートに参加しました。とはいえ、高級ヨガ・リトリートではなく、半分以上、テント泊というもの。

パーティーは、オランダ人のヨガティーチャーに、イギリス人のカップル、ベルギー人の女の子&わたしに、2人のコック兼ドライバーさん。

高級ヨガリトリートではない証拠が、この砂漠のトイレ。めっちゃ解放感。けれど、どんどんにおいと虫がひどくなり、砂漠ステイの日が経つたびに行きたくなくなるトイレでした。。。(常設トイレではなく、オランダ人ヨガティーチャーの多分私物で、大きな木の箱に便座が付いているというもの。穴を掘って、上にこれを置くという超簡易版トイレなのだ!)

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ワディ・ラムは、ヨルダンとサウジの間にある砂漠。岩石と砂で出来てる砂漠。岩は案外登りやすくって、サンダルでも簡単に上まで行けたりする。

実は映画版のスターウォーズや、マンダロリアンの撮影場所でもあって、今じゃ映画やドラマでシーンが出てくると、異惑星ではなく、見覚えのあるヨルダン!と頭に浮かんでしまうほど。。。

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スターウォーズというか、タトゥイーンなのが、ワディ・ラム。

砂漠のごはんは昼も夜もマクルーバ。ビリヤニの中東版みたいな料理で、お鍋に野菜やお米、お肉を層になるように入れていって、炊けたら最後にひっくり返すというアラブのお料理。すっごく素朴で、素材のお味がします。(基本的に、塩と胡椒味で、他の調味料は使っていない感じだった。)

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お米なしの野菜とお肉だけのときも。鍋一つで出来るから、砂漠みたいなところでも簡単に作れて多分理にかなっているお料理なのだと思う。

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砂漠を散策していると、時々、動物をここでやったな、という跡に出くわすことも。お肉は砂漠ではすぐ悪くなっちゃうから、生きているのを連れて行って、その場で絞めたりもするようです。(うちのキャンプ隊では幸いなことに連れていかなかったので、最後のほうは肉なしマクルーバだった。)

朝はヨガ。こんなところでヨガ出来るなんて幸せ。

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朝ヨガをしたら、朝ごはんたべて、ゴロゴロして、昼間は暑いので日陰で休んだり、石を探したり、夜のキャンプファイヤーに使う枝を探したり。

ワディ・ラムにあるのは、ピンク色の石や白い石が特徴。3日-4日砂漠にいると、特にやることもないので、くだらないことに興奮。(自分的に)すっごいいい石を見つけると、めっちゃエキサイト。すっごいいい石みつけたんだけど、見る!?とみんなに報告したりして。

こちらランチの写真。

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ワディ・ラムは砂漠だけあって、夜は星がものすごくよく見える。初日は砂漠の丘の上に、寝袋だけで寝るというワイルドスタイル。オオカミとか出たらどうするのって、ドキドキだったのだけど、動物は出ないらしい。星空は、ミルキーウェイ。こんなに天の川ってキラキラなんだねっていうくらい星がよく見えて、あ、また落ちたっていうくらい、ばんばん流れ星が降っていく。流れ星って特別なものではないんだね、と感心しました。

すごく残念だったのが、観光客が残していくペットボトルだったりのゴミが散乱していたこと。砂と岩しかない砂漠の真ん中に、なんでペットボトルのごみを残せるのか、意味が分からず、私たちの旅のパーティーはワディ・ラムで急遽、ゴミ拾いしました。大きなごみ袋5,6袋くらい拾ったかな。

砂漠を堪能した後は、いざペトラ遺跡へ。ペトラはインディー・ジョーンズにも出てくるエルカズネ(The Treasury)が有名だけれど、通常ルートで入るとかなり最初のほうにあるので、そのあとのペトラ来たよ!っていうドキドキ感がもしかすると、少ないかも。トレッキングしながらの裏ルートだったので、なかなか見られずに、最後にトリっぽく見られたのがよかったかな。

前日にリトル・ペトラといわれるシク・アル・バリドにも行きました。こちらは、あまり観光地化されておらず、どこまで見たらいいのか、遺跡の終わりがいまいち分からず、かつ、みんなそれぞれのペースで見ていたり、別のルート行ってみるといって、永遠に会えなかったりで、どこで引き返したらいいのかが分からなくって、みんなとはぐれちゃうのでは、って心配になってちょっと怖かったです。

ペトラもリトル・ペトラも奥の方では宝石とか絨毯とかを売っている売り子さんたちがいてそれを見るのも楽しかったです。ベルギー人の女の子、石好きでめっちゃ買ってた。

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旅仲間のこぐま。ちなみにこの角度で見るには、崖を登って崖の上のほうにあるティーハウスに行かないとみられません。

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