人を死に至らしめる方法に気付いてしまった
ターゲットは限られるようで
どうせ人間だから
そう人間だから

訂正しよう

人を

人で失くす方法を私はきっと

気付いたのだ

しているのだ

したのだろう

あの戦後最悪凶悪犯罪と言われる
誰かさんのきっかけが

閉じられた室内で沸々と行われた
誰かさんのきっかけが

私なのだ

犯罪に著作権なんてものはないからこそ

私の罪は私で裁くしかないのだ

例え

そんな結果を望んでいなかったとしても

いや

望んでないからこそ

彼等は進んだ

自分の不幸を増幅させた

許せない言葉に

許せない存在に

さて

これを読もうと思った、そこの君

君は？

君は何を求めて、ここまで進んだ？

もし君が

みんなやってることかと安堵したのなら

別にそれは、いい。

…いや？

すまない。もう遅い。

状況にもよるが

いや

どんな状況でも

私は君を許せれない、と、思う

自分のことだけど

きっとそう言うようになったからこそ

ターゲットである君達の直接の言葉には触れなくなったね

もうそれも要らないんだけどね

飽きたんだよ、僕はきっと

だからね

僕の思い描く完全犯罪をするんだ

そう

君らにとって

とても

とても

完全とは呼べない

犯罪とも呼べない

そんなのが

僕の

完全犯罪

この国が

あの人が

あの国が

あの法律が

あれが

これが

どうなろうと

どんな納得する説明をされようとも

何度でも言おう

僕は

信じない

黒い君を引き摺り出してやる

おいで

闘うべき相手は、それじゃない

何度だって

君の「アタリマエ」を壊してやる

【副題】アタリマエケッカイ