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【無気力な私の大学受験との向き合い方】2

こんにちは。

前回は不登校になった妹の話が中心でしたが、今回は高校3年生になる私の話を書いていこうと思います。

妹に大きな影響を受ける

最初に、私は俗に言うシスコンです。

妹が何より大切で、大切にしていたはずですが、前回書いた通り、
私が妹を追い詰めていたし、助けてあげることもできなかった。

妹のリスカに気づいてから、私は妹が自分を傷つけるような思考に至らないようにあれこれ思考錯誤しました。

強制的に家族で遊ぶ時間を設けたり、

妹が本音を書けるように二人で交換日記をしたり、

今思えば、それも妹を引き籠りにしてしまった一因だったかもしれません。

その時の私はそれだけでなく、絶対に見られたくないと言われていた妹のブログを読み始めます。

ブログは、「なんで生きているんだろう」「今日も何もできなかった」といった希死念慮ばかり。

リスカのこともあって、妹が今すぐにでも死んでしまうのではないかと
不安で不安で仕方ありませんでした。

不安はどんどん大きくなって私のブログの監視はエスカレートしていきます

そのうちに自分の境遇にも不満を覚えるようになります。

ずっと毒親の母の言いなりだった。

母がこの学校を受けさせたから今の最悪な学校生活がある。

もう母のために、母を喜ばせるために勉強したくない。

こんな無能な私が勉強したってどうせ何にもならない。

こうしてネガティブ+勉強嫌いな私が出来上がります。

志望校の決定

こんな背景の中、2年生の3学期に突入し、そろそろ志望校を固めていく頃

私は1年生からずっと「志望校:某T大」と書いていました。

と、いうか進路にさして興味がなく、小さい頃から母が行かせたがっていたT大くらいしか知っている大学がありませんでした。

しかし、全てにやる気をなようなくした私には現実的に考えてT大は無理だし、高校受験のような過酷なことはもうしたくない。

それに、T大では私の夢である小学校教諭の資格を取ることができない。

そこでT大から、小学校教員免許を取れる大学に志望校を変更しました。

今までの無謀な目標ではなくしたことで、自分に何が必要で何が必要でかないのかが明確になり、ほんの少しだけ勉強のモチベーションがもてました。 

モチベーションの欠如

2年の3学期から、本格的に受験モードが漂い始めました。

と、言っても、わたしの学校では2年の間中は文系の私も理系科目を履修しなければならず、特に先生が最悪だった物理と化学、そして、文系の私にも必須である英語に対するやる気は皆無でした。

授業中はほとんど X(旧twitter)をいじり、本を読み、イヤホンをして音楽を聴き、寝たり、内職したり……

当たり前ですが、こんな授業態度をとっていたため、先生たちからは嫌われていました。

私も先生たちが大嫌いだったため、諦められて注意もされないのは好都合。

そんな私にも、やる気になるきっかけがありました。

日本史との再会です。

1年生は日本史、2年生では世界史、と決まっていました。

しかし、私が受験で使うのは日本史だったため、世界史の時間は毎時間お昼寝タイムでした。(不可抗力です)

昔から日本史は大好きで、日本史なら学年10位もとっていました。

日本史ってなんでこんなに面白いんでしょう……

しかも、なにかを聴きながら勉強できて、正直ラクです。

日本史のおかげで、少しだけ家で勉強する習慣を身につけます。
(その前までは、家で永遠youtubeさんでした。)

どん底から、ほんの少しだけ快方に向かいますが……

この先、受験期に入ってからもっと底に落ちることになります……

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。







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