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むしろ隙間時間しかない(だからGTDが有効)

「横やりが多くて、自分の仕事に専念ができないよ・・・」

長い時間、単一のことに打ち込めるというのは、現代ではとても贅沢なことです。会社勤めであれば「プロジェクト(GTDで言うところの・・・)」の数は仕事関連で50以上、さらにプライベートがそこに追加されてきます。

つまり、「取り組む行動とその目指す姿」という整理された仕事の塊が一人ひとりに相当数あるということです。さらには、予定表を見て珍しく時間があるような日でも、同僚や後輩からの相談対応、顧客からの電話、メール対応が入れば、時間はどんどん分断されていきます。

一つずつじっくりと1時間向き合って・・・ということは至難の業です。

その結果、5分間~10分間といった、いわゆる隙間時間が積み重なっている状態が仕事中は多いように思います。

それらが降り積もっていくと、17時の段階で、

「あれ、もうこんな時間か。なかなか仕事が進まないなぁ・・・」

という独り言が出てくるのです。

これを避ける方法は、いかに隙間時間であっても物事を進捗させられるか、という点になります。隙間時間でも物事を進めるためには、選択する時間はあまりかけられません。隙間時間が5分しかないときに、3分選択に使っていたら、行動は2分しかなくなってしまいます。

隙間時間が5分しかなければ、ほぼ直感でやることを決められるレベルが求められます。

そこで有効なことが、「次の行動」を具体的・現実的なレベルにして明確化しておくことなのです。GTDのStep2の「見極める」の中で行うものです。

隙間時間ごとに選択に悩み、それから実行する、ということを1日に何回も繰り返すよりも、一度ちゃんと見極めて、物事を明確にしておくことです。余計なステップを減らして、日常の中では実行に専念ができるようになるはずです。

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