休日こそ!アクティブレストしましょう。
はじめに
これを書いているのは土曜日の朝なのですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
休日にもかかわらず、いや、休日だからこそ朝からパーソナルトレーニングにいらっしゃる方も多く、素晴らしい習慣だと尊敬してしまいます。
そういう方たちは休日にダラダラ過ごすよりも、積極的に体を動かす方が疲労が軽減できることを実感されているのでしょう。
このような休息の方法を「アクティブレスト」と言います。
アクティブレストとは、完全に休息するのではなく、軽い運動や活動を取り入れることで体の回復を促す方法です。
このアプローチは、日々の疲労を軽減し、より早い回復を支援すると共に、全体的な健康とパフォーマンスの向上に寄与します。
実は日々のトレーニングからのリカバリーでは統計的にマッサージや入浴よりもアクティブレストの方が効果が高いとも言われています。
ですから多くの人にその効果を知って取り入れてほしいのがこのアクティブレストなのです。
今回のnoteではこのアクティブレストをテーマに書きます。
これを読んだ方が1人でも多く、ベッドを出たり、ソファから立ち上がってストレッチを始めたら良いなと願いつつ・・・
疲労とは何か?
疲労は、肉体的、精神的活動の結果として生じる自然な反応です。
例えば高強度のトレーニングや長時間の労働後には、体内に疲労物質が蓄積し、筋肉痛や疲れを感じます。
もちろんこの疲労からの回復のためには十分な睡眠時間が確保されていることが前提ですが、ただ寝ているだけでは効果的な疲労の回復ができないのも事実です。
そこで効果的なのが「アクティブレスト」です。
アクティブレストとは
完全に休息するのではなく、積極的に体を動かして休息を取ることを「アクティブレスト」と言います。
アクティブレストでは、穏やかな運動が推奨されます。
これにより血流が促進され、疲労物質の排出が助けられます。
例えば、軽い有酸素運動、ストレッチ、フォームローラーを用いたセルフでの筋膜リリースなどが適しています。
これらは筋肉の回復を促し、次の仕事やトレーニングへの準備を整えます。
アクティブレストの効果
血流の改善と代謝の促進
軽い運動は血流を増加させ代謝を促進します。
これによって疲労回復に必要な栄養素と酸素を末梢の筋肉まで運ぶことができます。
疲労物質の軽減
アクティブな休息は、乳酸などの疲労物質の除去を助け、遅発性筋肉痛の軽減に効果的です。
メンタルのリフレッシュ
身体を動かすことで、ストレスの軽減や気分の向上が期待できます。
これは精神的な回復にも効果的です。
アクティブレストの実践
適切な活動の選択
個人のフィットネスレベルと疲労度に合わせた活動を選びましょう。
また普段の活動やトレーニングとは異なるアクティビティにチャレンジするのも良いかもしれません。
そうすることで限定的な筋肉の疲労を軽減し、精神的なリフレッシュにもつながります。
過度なトレーニングは避ける
アクティブレストの目的は回復を促すことなので、過度なトレーニングは逆効果です。
心拍数で言えば最大運動強度の40〜60%ほどの運動でも十分な効果が得られるでしょう。
定期的な実施
トレーニングプランにアクティブレストの日を組み込むことで、持続的な回復とパフォーマンスの向上が見込めます。
そういう意味でも休日にパーソナルトレーニングを組み込み、ご自分から積極的に体を動かす習慣を取り入れている方は早く疲労が軽減できるでしょう。
朝の散歩や軽いストレッチでも十分な効果が実感できるので、ぜひ休日の習慣にしていただければと思います。
まとめ
アクティブレストは、休息日をより効果的に活用し、日々の疲労を軽減するための重要な戦略です。
適切に実践することで、身体的、精神的回復を促し、総合的な健康とパフォーマンスの向上に寄与します。
今日は土曜日。
今日は無理でも明日からぜひ!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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