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銀座ギャラリー巡り

  

GW中に有楽町でやっているラフォルジュルネに行くついでに、銀座でギャラリー巡り。
銀座のギャラリーは入りやすいところが多い。
ということで、3箇所はしご。

<INTERFERENCE 銀座メゾンエルメスフォーラム 4/23〜6/4>

4人の作家によるグループ展。
そのうち気になったスザンナ・フリッチャーの作品。

ひもが張り巡らされている。部屋自体の空気の流れや人の動きでひもは揺れる。目に見えない空間は何もないのではなく空気があることを再認識させてくれる。


<おもかげのうつろい 佐藤壮馬 資生堂ギャラリー 4/18〜5/21>

災害で倒れた大杉を3Dスキャンして表面を空間に配置している。
杉の大きさを空間で現す。実物はなくとも目の前にその偉大さを感じることができる。


<瑞祥 時のつらなり 西島雄志 ポーラミュージアムアネックス 4/28〜6/4>

自ら巻いた銅線のパーツを組み合わせて神に縁のある動物を作り出している。
その作業に膨大な時間がかかっていることは一目瞭然で、それも相まって神聖さが深まる。
まるでものすごい仏像を見ているかのよう。

中が空洞なのも神がこの空間に存在していると思わせる、絶対感と儚さを同時に感じさせる。

すごいいいものを見た気になった。

これはおすすめ。

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