本紹介です！

佐藤航陽さんの著書「お金2.0」を読みました！

タイトルだけ見ると、お金稼ぎのための本なのかな？と思う方もいると思います。

しかし実際には、お金、及びそれと密接に関わる経済に関して、過去・現在・未来にかけてどのように実態が移り変わっていったのかについて、経営者の視点で詳細に述べられている本でした！

私たちがどのようにお金・経済について捉えてきたのか、そして現在どんな流れが来ていて、価値観の変化によりお金の存在意義はどうなるのか？

本書の要点を言語化すると、、

「お金そのものではなく、その他多くの価値を最大化することが今後の経済では大事になる」

ということです。

これまでお金には価値があり、それを元手に経済が回ってきました。

ひたすら物を売って稼ぐ、ひたすら働いて稼ぎ、お金・資本を持って経済を動かすのが従来のやり方です。

ですが、時代の流れとともにお金そのものの価値は薄れてきています。

資金調達は、たとえ個人レベルでも、そのビジョンの強さやその人自身の実績がSNSなどで可視化されることで可能になっています。

グーグルであらゆる情報をタダで得ることが可能であるように、あらゆる手段でお金を調達することは可能であるということです。

この本が書かれたの2015年ですが、世界は今まさにこの価値観の変遷の過渡期にあるといえるでしょう。

これを踏まえて私達はどのように行動すればいいのか。

ぼくは、お金稼ぎだけに走って幸せを得ようとするのではなく、お金に変換される前の「価値」に着目して、それを高める生き方をしていくべきだと考えています。

自分の好きなものを極めたり、それを発信してファンを得たり、そうでなくとも、ボランティアなど社会的に意味のあると自身が考えるものに没頭して人とのつながりを得る。

そのような、自己実現欲求や社会的欲求に即した形のない「想い」をひたすら強める、時には表現することが大事なんだと思います！

このnoteも、自分のアウトプットそして人生の指針探しに使っているわけですが、毎日コツコツ書くことで目に見えない価値は貯められていると思います（主観にすぎませんが）。

最近は仕事に忙しくしてしまいがちですが、こういった行動をnote以外でも大事にし、生きていこうと改めて思いました！