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読書記録 ~大日本帝国の真実~

明治~昭和にかけて存在した大日本帝国。

藩や武士団を解体させ、中央集権化を進めた明治政府。

欧米列強に付け入る隙を与えなかったのは見事だが、急速な集権化・近代化は格差を招いた。

政府の後ろ楯を得た企業は財閥と化し、格差は拡大。
やがて軍部が台頭。

政府や財閥への不満から、当初は国民も軍部を熱狂的に支持していた。

そんな国民世論に後押しされ、新聞社も言論統制前から軍部に好意的な記事を書いていた。

そして与野党の足の引っ張り合いから、歯止めが効かなくなった国家。
政治不在の恐ろしさを痛感。

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